●掲載日:2022年4月19日
今季から新たにベガルタ仙台とスポンサーシップを締結いただいた木下グループさまは、建築・不動産、介護・保育、そしてエンターテイメント・スポーツという三つの柱で事業を展開する総合生活企業です。スポーツへのご支援にも積極的な同社がベガルタ仙台とのスポンサーシップを通じて実現したいことについて、株式会社木下グループ 専務取締役 兼 株式会社木下工務店代表取締役社長 田中耕三郎さまにお話をうかがいました。 (※以下敬称略)
——ベガルタ仙台とのスポンサーシップのきっかけを教えてください。
株式会社木下グループ 専務取締役 兼 株式会社木下工務店代表取締役社長 田中 耕三郎さま
田中 当社には「わたしたちは、人が好きです」という理念があります。面前でお客さまに対して感謝をしていただけるような仕事をメインとしております。
今回のご縁はいろいろな方からベガルタ仙台の話を聞いて、ご紹介をいただきました。スポンサードの決め手となったのは、ユアテックスタジアム仙台という最高のスタジアムがあり、ベガルタ仙台を応援する最高のサポーターがいることが大きかったと思います。
スポーツが持っている力は大きく、さまざまな人に素晴らしい感動をもたらすものだと思っています。その中で、クラブが持っている力を私たちなりに感じて、私たちも加わっていこうと思いました。
木下グループとして、私たちにしかできないことをやっていこうという考えがあります。卓球やフィギュアスケートなどのスポーツの応援も、それによるものです。
木下グループでなければできないこと、木下グループでなければやらないことを積極的にやっていく。その考えのもとで今回ベガルタさんと一緒にやっていこうとしたことが、ユニフォームスポンサーやマッチデースポンサーといったサポートです。
——スポンサーシップについて、反響はいかがでしたか。
左:株式会社木下グループ 代表取締役社長 木下 直哉さま
右:株式会社ベガルタ仙台 代表取締役社長 佐々木 知廣
田中 メジャースポーツであるサッカーに私たちがスポンサードすることに対して、多くの方から注目いただいていると感じています。また、ベガルタ仙台のサポーターの方からもTwitterなどでお声をいただきまして、木下グループの役割や責任をあらためて感じています。
そして、改めてこのコロナ禍において試合をしていくためにチームのみなさんにもかなりご苦労があったのではないかと思います。今年からユニフォームスポンサーをさせていただき、選手のみなさんが元気に躍動している姿を見ていると非常に胸が熱くなりますし、スポンサーをさせていただいて良かったと思っています。
——マッチデースポンサーをされた試合では木下グループに所属するスポーツ選手に、ユアテックスタジアム仙台へ来ていただきました。
4月10日山口戦にて木下グループ所属のフィギュアスケート選手、2022年世界フィギュアスケート選手権で日本勢最高位2位となった三浦璃来選手と木原龍一選手 “りくりゅう”ペアが来場
田中 スポーツが持つ共通点や競技を越えた取り組みも大事だと感じています。「勝ちたい」「上に行きたい」と思ってプレーし、その成功者である選手たちの姿を見ることによって、自分たちも勇気づけられながら進んでいける。そうしたスポーツの力は、いろいろな競技を通じて共感するところがあります。競技の異なる選手たちが高め合える機会になったのではないかと感じております。
——今後はどのようにベガルタ仙台と関わっていきたいですか。
田中 ベガルタ仙台は、Jリーグの中でも非常に素晴らしいサポーターがいるチームだと認識しております。サポーターも、ゴールが決まったときの爽快感や勝利を勝ち取ったときにみんなで共有できる気持ちを本質的に求めていると思います。
私たちが応援することによってもう一度、強いベガルタ仙台が存在していけるようにがんばっていただきたい。それが、スポンサー側もサポーター側も望んでいることではないかと思っています。結果だけがすべてではありませんが、勝利を全力で追い求めていくチームがあり、それを応援するサポーターの一員であり続けたいと思います。
ご自身もスポーツが好きで、選手たちが必死にがんばっている姿を見ていると、自分たちも仕事を一生懸命することで選手たちのように誰かの役に立ちたいという思いになる、という田中さま。木下グループさまのご支援には、スポーツの持つ力や楽しみを信じる、温かい思いが込められています。
●取材日:2022年3月25日