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VP EYESMATCHDAY PROGRAM
「V PRESS」

球際の強さを取り戻し、
栃木SCのプレッシャーを跳ね返す。
仙台の日々の鍛錬をゴールにつなげる

 再び立ち上がり、強さを見せるときだ。ベガルタ仙台は明治安田J2・J3百年構想リーグ 地域リーグラウンドEAST-Aグループ第14節で、今シーズン初めての負けを記録した。上位を争う秋田に1-3。第13節から先発メンバーを10人入れ替えたフレッシュな構成で挑んだが、立ち上がりから守備の強度が足りなかったところを突かれて今季最多の3失点を喫した。

 苦い黒星ではあるが、ここで立ち止まるのではなく、立ち直り、立ち上がって、次の試合に挑まなければならない。前節から中3日で迎えるこの第15節は、幸いにも同じホームのユアテックスタジアム仙台で迎えることができる。サポーターの力強い後押しを受けて、再び勝利を目指す。森山佳郎監督は秋田戦翌日の3日の練習を始めるにあたり、負けた後の試合で何ができるかが肝心だとチームに呼びかけた。「最後に体を張るところ、ボールを取られたら戻るところをしっかりやること。攻撃でも、これまでのように相手を恐れずにボールを動かし、打開すること」。仙台が日々鍛錬して強みとしていること、特に球際に表されるような強さを取り戻し、勝利を目指す。

 仙台が力強さを取り戻す必要がある理由のひとつが、今節の相手である栃木SCのスタイルにある。栃木SCは今シーズンより指揮を執る米山篤志監督のもとで、後方の守備陣はもちろん、最前線のFWに至るまで相手にかけるプレッシャーは出足が鋭く、また、激しい。ボール保持者に対して複数の人数が襲いかかるプレッシャーはJ2・J3どのカテゴリーのチームにとっても厄介で、栃木SCが相手ゴールに近い位置でボールを奪取すれば、迷わず一気にショートカウンターに持ちこむ。攻撃をリードするMF81中野克哉、強靱なFW9近藤慶一がゴール近くで発揮する個人能力は相手にとって脅威。また、栃木SCは遠目からのシュートの意識も高く、前節で山形からもぎ取った2得点はMF15堤陽輝とMF13大曽根広汰のミドルシュートからだった。彼らのプレッシャーが相手にかわされたとしても、DF5柳育崇ら激しい対人守備を持ち味とする守備陣が構える。

 仙台はこうした攻守で激しさを見せる栃木SCを正面から跳ね返すべく、自身が武器としている球際の強さや、多人数が押し寄せる迫力を発揮しなければならない。前節から中3日でメンバー構成は見えにくいが、最終ラインで対人守備の強さを発揮するDF3奥山政幸やDF55韓浩康、中盤のファイターMF6松井蓮之、サイドで強さを発揮するDF2五十嵐聖己など、誰が出ても強さを表現することができる。ゴール前での攻防も、MF27岩渕弘人やFW7荒木駿太のように献身的で力強い選手たちが制してくれるだろう。ドリブラーMF15南創太ら若い力にも期待したい。

 再び立ち上がり、新たなBREAK THROUGHへ。これまでに積み重ねてきた勝点同様に、試合を重ねるごとに、仙台には一つひとつの壁を乗り越えられる力が蓄積されている。地域リーグラウンドの残り4試合を、力強く突き進み、勝ち抜こう。