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VP EYESMATCHDAY PROGRAM
「V PRESS」

中三日だが、ハードワークで愛媛を上回りたい。
前向きなプレーで相手を押し切ろう。

 自信とともに勝点3を得て、ベガルタ仙台がユアテックスタジアム仙台に戻ってくる。

 明治安田J2リーグ第7節・横浜FC戦で、仙台は今シーズンでは初めて先制点を許してハーフタイムを迎えた。それまでに3試合スコアレスドローが続いていたこともあり、攻撃面で相当な奮起が必要な状況にあったが、チームはそこで大きく動揺することはなかった。MF11郷家友太は「先制される試合はいつかはあるわけで、心折れることなくできた」と、仲間たちとの連係を確認。森山佳郎監督も前半の戦い方の手応えから「逆転は簡単だ」とチームに呼びかけた。チームとして自信を得ている守備面はもちろん、攻撃面でもかたちが徐々に作れるようになってきた感触があったことが理由だ。後半に両サイドを有効に使えるようになった仙台は、2ゴールをたたみかけて見事逆転勝ちした。

 前節に仙台が逆転を可能にした理由には、試合中の修正もあるが、MF37長澤和輝が「全員がハードワークした結果」と振り返ったように、キャンプから続けてきた体力強化と相手を追いこむプレッシャーがある。FW7中島元彦ら前線の選手が守備のスイッチを入れ、最終ラインも押し上げてコンパクトなかたちを作る。MF17工藤蒼生やMF6松井蓮之らが中盤で攻守のバランスを取りつつ、ボールをめぐる一対一の戦いを制する。このプロセスを経て、仙台は相手からボールを奪い、その勢いのまま選手たちがゴールを向いて走っていく。たとえば横浜FC戦の決勝点の場面。郷家がボールを奪うと多くの人数が相手ゴール前に走りこみ、その1人のMF14相良竜之介が決めたゴールはそのお手本のようなかたちだった。

 今節の相手である愛媛も、攻守ともハードワークができる手強いチームだ。昨シーズンのJ3を制した愛媛は、3年ぶりのJ2でも果敢に前に出るスタイルを続けている。最前線のFW10松田力は豊富な運動量を生かして仙台の守備陣をかき回しにかかり、それに連動してDF21パクゴヌやDF4山口竜弥といったサイドプレーヤーも高い位置に走りこんでくる。こちらが押し上げればボランチのMF14谷本駿介がスルーパスで背後を突いてくることにも注意したい。元仙台のMF17茂木駿佑も、鋭いキックで仙台の守備をずらそうとしてくるだろう。

 仙台としては、ホームで相手を上回るハードワークを実行し、攻守両面で味方をカバーする姿勢を90分間プレーに表したい。前節・横浜FC戦から中三日という短い試合間隔で、しかも前節には24℃を超える暑い中で出場メンバー全員が献身的に走り抜いた。森山監督は彼らの消耗を気遣いつつ「やってくれる」とこの試合でも全力でプレッシャーをかけ、ゴールを目指すことを期待している。

 仙台は熱いPASSIONをハードワークのエネルギーに変え、走り抜いた先で勝利をつかみたい。