MF 7 中野 嘉大 Yoshihiro NAKANO
1993年2月24日生まれ 176cm/66kg 鹿児島県出身
パルティーダ鹿児島U-12→パルティーダ鹿児島U-15→佐賀東高→筑波大→川崎フロンターレ→ベガルタ仙台→川崎フロンターレ→ベガルタ仙台→北海道コンサドーレ札幌→サガン鳥栖(2021年加入)
この夏に鳥栖が迎え入れた戦力の中でも、独力で状況を打開する力が高い選手が中野嘉大だ。仙台サポーターも、その力はよくご存知だろう。
鹿児島県出身で、高校時代は佐賀東高校で活躍。その後、筑波大学で技を磨き、2015年に川崎Fでプロ生活をスタートさせた。
2017年に仙台へ期限付き移籍し、開幕時はけがで負傷離脱していたが、復帰後は左サイドMFを中心として主力に定着。JリーグYBCルヴァンカップベスト4入りに貢献した。翌2018年には完全移籍し、チームが天皇杯で決勝戦に進出し、準優勝する力になった。2019年に札幌へ移籍、2シーズン半を過ごし、今季途中から縁のある佐賀県に移り、鳥栖の戦力としてチームを支えている。
中野の最大の武器はドリブルだ。相手にとって間合いの取りづらいタイミングでボールを運び、味方のチャンスを広げる。相手DFに囲まれた中でも、その人と人との間をすり抜けるようにして突破することが可能だ。鳥栖の攻撃を寸断するためにも、仙台はこの危険なドリブラーを止めたい。