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VP EYESMATCHDAY PROGRAM
「V PRESS」

目指せ、ホーム連勝!
戦術家長谷部茂利監督の下、勢いに乗った戦いを見せる福岡。
球際で戦う姿勢を持ち続け、最後まで諦めずにゴールを目指せ!

 4月17日の明治安田生命J1リーグ第10節・横浜FC戦から中2~3日の13連戦という過密日程を戦っている仙台。この13連戦も8試合を消化し、残りは5試合となった。

 5月1日のJ1第12節・柏戦でDF4蜂須賀孝治のクロスからFW15西村拓真のヘディングシュートで挙げた1点のリードを守り、518日ぶりのホーム戦勝利を飾った仙台は、その後、アウェー公式戦3連戦を戦った。JリーグYBCルヴァンカップ清水戦はMF28佐々木匠のゴールで先制しながら1-4で敗れたが、「チームを鍛え上げる13連戦の中、自分たちを鍛え抜くには絶好の相手」と手倉森誠監督が語った第13節・浦和、そして第20節・川崎Fとのリーグ戦2連戦は、チームにとって大きな意味を持つ戦いとなった。浦和戦は後半わずかな隙を突かれての失点と、フリーキックからの失点で0-2と敗れたが、特に前半に関しては決定機もつくれており、守備も組織だっていて、内容的には得るものも多かった。

 川崎F戦は開始早々に失点したが、その後は守備陣が踏ん張り、0-1のまま迎えた74分、途中出場のMF32氣田亮真がドリブルで仕掛けてゴール前に顔を出してシュート。こぼれ球を拾ったMF18中原彰吾が2019シーズン途中加入後初ゴールを決めて同点に追いついた。その後、再び失点を喫したが、試合終了間際にDF31照山颯人からパスを受けたFW20マルティノスが左足を振り抜き同点ゴール。ホーム開幕戦で大敗を喫した相手に2-2の引き分けで勝点1を取れたことは大きな自信となった。この自信を今日の福岡戦につなげなければならない。

 福岡は昨シーズン就任した長谷部茂利監督が、選手に良い立ち位置を取らせ、自分たちが主導権を握るスタイルを浸透させ、J1昇格を達成した。5シーズンぶりのJ1となった今シーズン、第10節・FC東京戦から4連勝を達成し、勢いを持ってユアスタに乗り込んでくる。昨シーズンまでC大阪でプレーしたFW27ブルーノメンデスや、長崎、大宮でも活躍した長身FW9フアンマデルガド、シーズン途中加入ながら抜群の身体能力が持ち味のFW30ジョンマリなど外国籍FWはいずれも要注意。また、右サイドバックのDF3エミルサロモンソンもフリーキックから2得点を挙げており、警戒が必要だ。左サイドバックのDF13志知孝明も前節1得点を挙げており、両サイドバックの攻撃参加にも注意しなければならない。

 仙台としてはまずは、福岡の洗練された攻撃を警戒しなければならないが、浦和や川崎F相手に球際でしっかり戦い、組織的に守備ができたことを自信としたい。ボールを奪ったら丁寧にボールを保持し、川崎F戦のように最後まで諦めずにゴールを目指したい。

 チームに勢いをつけるためにも、柏戦に続くホーム連勝を必ず成し遂げよう。