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「V PRESS」

　今シーズン前半戦はなかなか目に見える結果が出せず、出場機会が減少していた佐々木匠。しかし、ここへ来て素晴らしいパフォーマンスを見せ始め、第30節・神戸戦に続き、第27節・G大阪戦でも長沢駿の3点目をアシストするなど、目に見える結果を出し続けている。独特のリズムのドリブルや、精度の高いパスは相手にとって脅威であり、チームに欠かせない存在となりつつある。特にG大阪戦では積極的にシュートを放つ場面も多く見られた。アシスト、シュートとゴールにつながるプレーを多く出そうとしているのが結果につながっている。

　前半戦は結果を求める焦りもあってか、味方の選手と被ってしまったり、守備が軽くなったりといったことも散見されたが、出場機会が増えてきた秋頃からはチームのために球際に激しく行く守備やハードワークが増えた。その結果、周囲の信頼も勝ち取り、良いタイミングでパスも回ってくるようになり、アシストという結果につながり、周囲の信頼はさらに深まるという好循環となった。

　ここ最近の佐々木は、自分がチームを引っ張るという自覚がプレーからあふれ出ている。さらにチームにとって絶対的な存在になるには、目に見える結果を出し続ける必要がある。今日もゴールやアシストでチームに貢献し、仙台サポーターを大いに沸かせてほしい。