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「V PRESS」

GK 27 ヤクブ スウォビィク JAKUB SLOWIK

1991年8月31日生まれ 190cm/82kg ポーランド出身
スパルタザモツリー/ポーランド→スパルタ・オボルニキ/ポーランド→ヤギエロニア・ビャウィストク/ポーランド→ヴァルタ・ポズナン/ポーランド→ヤギエロニア・ビャウィストク/ポーランド→ポゴンシュチェチン/ポーランド→シロンスク・ヴロツワフ/ポーランド→ベガルタ仙台(2019年加入)

負傷から復帰した守護神。
チームを鼓舞する大声響く。

 明治安田生命J1リーグは現在、Jリーグ新型コロナウイルス感染症対応ガイドラインを適応して試合を開催しており、サポーターは拍手で応援の気持ちを伝えており、静寂となる時間も多い。そんな静寂を打ち破る大声が、仙台のゴールマウスから響き渡る。守護神ヤクブスウォビィクは声でチームを引き締める。

 今シーズンは中断期間中の負傷によりユース出身のGK小畑裕馬が出場する時期もあったが、負傷が癒えて第6節・川崎F戦から復帰。徐々にコンディションを上げ、本来のシュートストップの鋭さが見られるようになり、仙台の守護神として活躍を続けている。小畑の台頭があったこともあり、「良いGKコーチがいて、良いGKが何人もいる環境」と仙台GKグループの質の高さを語る。こうした環境の中、練習を積めていることが、コンディションの向上につながっている。

 ここまでDFで多くの選手が出場し、さまざまなセンターバックと連係を取り合う機会があるが、「いつもいろんな組み合わせでやっているので、常に全選手との連係を準備しています」と、どんな選手ともしっかり連係を取ろうと、習得した日本語での指示出しにも余念が無い。

 直近2試合で複数失点の試合が続き、悔しい思いを抱えているのは間違いない。それでも日々の積み重ねを信じて、練習からひたむきに取り組むスウォビィク。勝利の後の笑顔をぜひ見たい。