FW 29 アレクサンドレ ゲデス Alexandre Xavier Pereira Gracia Guedes(ALEXANDRE GUEDES)
1994年2月11日生まれ 185cm/83kg ポルトガル出身
スポルティングCP Ⅱ(ポルトガル)→CFレウス デポルティウ(スペイン)→デポルティーボ アベス(ポルトガル)→ヴィトーリアSC(ポルトガル)→ベガルタ仙台(2020年加入)
今シーズン、仙台に加入したポルトガル国籍FWアレクサンドレゲデスが、いよいよ本領を発揮し始めた。明治安田生命J1リーグ第3節・浦和戦で左ウィングで先発出場すると、切れ味鋭いドリブル突破やクロスボール、サイドチェンジのパスでいくつか決定機をつくった。途中交代の直前には、カウンターでGKと1対1となり隣の選手にパスを選択し、惜しくもゴールならずという場面もあったが、十分に存在感を見せた。
そして、第4節・横浜FC戦でも左ウィングで先発出場すると、やはりスピード感あふれるドリブル突破からのクロスや、中へ切れ込んでのシュートなどで決定機をつくり出した。0-1とビハインドの状況で迎えた後半、蜂須賀孝治からの逆サイドへのロングパスを、相手DFと競り合い少し体勢を崩しながらも倒れずに受けて、ゴールへと突進。別の相手DFが迫る中、相手GKのタイミングを少しずらしてゴール右隅へとシュートを叩き込んだ。簡単に決めているようにも見えるが、対峙するDFが間に合わず、GKが反応できないタイミングはあの瞬間しか無く、非常に技術の高いシュートだった。
シュートだけでなく、パスの精度も非常に高く、特にサイドチェンジなどロングパスの精度の高さは特筆すべきものがある。今後はゲデス自身の得点だけでなく、起点となってのゴールも大いに期待できそうだ。
左サイドでさまざまな形でゴールを演出するゲデス。今節はどんなプレーが飛び出すか大いに楽しみだ。