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　浦和の最終ラインを、長年にわたり支えているDF。2019シーズンも、守備のみならず攻撃面でも要注意人物といえる選手だ。

　槙野智章はジュニアユースから広島のアカデミーで育ち、2006年にトップチーム昇格。Jリーグで経験を重ねて成長し、2010年から2012年まではドイツのケルンでプレーした。2012年に浦和へ移籍してJリーグに復帰し、今に至るまで浦和の主力として活躍を続けている。

　国際舞台での経験も豊富で、年代別の日本代表からA代表まで招集され続け、昨年のW杯ロシア大会でもポーランド戦に出場。今年のアジアカップのメンバーでもある。

　積極的に前に出て、相手の攻撃の芽を摘むDFだ。緻密な守備組織が目を引く現在の浦和においても、槙野の出足鋭い守備は大きな役割を果たしている。昨年12月9日の天皇杯決勝戦でも、仙台の攻撃を何度も食い止めた。槙野は時折見せる攻撃参加とともに、チームに勢いを与えるプレーを見せる。仙台はこの強力なDFを、攻略しなければならない。