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　今季後半の鹿島を支える選手の一人。夏に加わったセルジーニョは、鹿島の攻撃において重要な役割を果たしている。

　ブラジルの名門・サントスFCのユースからトップチームへ昇格。同国内のクラブを渡り歩き、2018年に所属したアメリカFCでは10番を背負った。7月から鹿島に移籍し、Jリーグでの挑戦を始めた。

　セルジーニョ自身にとって初めての国外移籍、そしてアジアの舞台だったが、素早くチームにフィットして活躍を続けている。明治安田生命J1リーグ戦でもJリーグYBCルヴァンカップでもゴールにつながる仕事をしているが、圧巻だったのがACLでのプレー。決勝戦・ペルセポリス戦の第1戦まで5試合連続でゴールを決めるなどして、チームのアジア制覇に貢献した。

　チャンスメイクもフィニッシュもできる攻撃的MFだが、鹿島ではFWとしてのプレーが多い。左足からのパスも、強烈なミドルシュートも相手のゴールを脅かす。周囲の選手を生かすプレーに長けるこの選手を、仙台は止めなければならない。