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　超攻撃的なスタイルの名古屋で、その攻撃の中心にいるレフティー。それがガブリエル・シャビエルだ。

　名古屋が明治安田生命J2リーグで戦っていた昨季の7月18日に加入。チームの戦術をすぐに理解すると、攻撃の中心として大活躍。同年のJ2リーグ戦で16試合に出場、7ゴール14アシストという驚異的な数字を残した。同年のJ1昇格プレーオフでもチームを支え、J1復帰に大きく貢献した。

　今季は明治安田生命J1リーグ初挑戦だが、第1節・G大阪戦でいきなりJ1初ゴール。以後も名古屋の攻撃時にはボールが集まる存在として、決定機を演出する。

　小柄だが、スピードに乗ったドリブルが可能で、さらに高い足下の技術を有する。トップスピードでもボール扱いが安定しており、相手にとっては予測しづらいプレーでラストパスやシュートを繰り出すことができる。J屈指のテクニシャンを止めるため、仙台は集中した守備を見せたい。