PICK UP VOICE

GK 1
シュミット ダニエル
Daniel SCHMIDT

相手の裏を取ってゴールを目指す、守備は集中力を切らさず、
隙を見せないことを徹底したい。

 (第19節・柏戦を振り返って)セットプレーでやられてしまいましたが、もう一回、戦うところであったり、割り切ってゾーンで守るところだったりというところはできたと思います。

 (J1第20節・鹿島戦では、濃霧の中で奮闘も2失点)どちらの失点も、(霧の影響で)見えるか見えないかはあまり関係なかった。2失点とも隙を与えたところで、どうしようもないものではなく、集中力の問題で、改善できる部分だったと思います。

 前後半の入りと終わりの時間帯、得点後は集中力を高めなければいけない時間帯です。そういう時間に点を取ってきたということで、結果的に鹿島が試合巧者だったと言えます。

 しっかり、ブロックを組んで相手を迎え撃つ、という部分は悪くはなかったのですが、カウンターを受ける回数自体は、その前の柏戦よりは多かった。僕たちのチームの戦い方を考えれば、カウンターはあまり受けたくないので、ボールの取られ方についても、もっと気をつけなければいけないし、しっかりシュートを打ちきるところまで攻撃をしなければいけません。

 もっと簡単に、相手の裏を取るようなプレーをして、ゴールを目指す攻撃をすること。そして、守備は集中力を切らさず、隙を見せないこと。これを、今後に向け徹底したい。

MF 23
中野 嘉大
Yoshihiro NAKANO

それぞれの役割と、自分と周囲の選手との連係でチャンスを作りたい。

 (J1第20節・鹿島戦は)前半はうまくいっていたのですが、最後(アディショナルタイム)に僕のサイドのところから失点してしまいました。そこにつながったところは改善しなければ。前半は守ってからのカウンターで自分も前に出ていけるところも何度か作れたし、得点のチャンスもあったので、そういう(自分たちの)流れのあるところで決めきらないといけません。

 後半は、なかなか自分も攻め上がれなかった。霧で前が、なかなか見えないのは相手も同じ条件だし、その中で鹿島は後半に守備がタイトになってきました。そのような相手に対する崩し方をもっと工夫しなければいけなかった、という反省があります。

 相手のシステムによって、カウンターに備えたポジションを取ったり、まず対面の相手との一対一で勝負したり、とそれぞれ役割があります。その中で、ここまでの戦いで自分と周囲の選手との連係でゴールに近づけることも増えたので、もっと自分のしかけからチャンスを作りたいし、しっかりゴールを決めたい。