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DF 4 蜂須賀 孝治 Koji HACHISUKA

1990年7月20日生まれ 180cm / 75kg 栃木県出身
大平南JFC→ホーリーホックSSとちぎ→ヴェルディSS小山→桐生第一高→仙台大(2012年/JFA・Jリーグ特別指定選手)→ベガルタ仙台(2013年加入)

クロスの質磨き攻撃で貢献。
後半戦レギュラー目指す。

 今シーズン、3-4-2-1フォーメーションを採用した仙台では、両サイドのウィングバックのポジションで激しい競争が起きている。とりわけ右サイドは開幕からしばらくは菅井直樹が務めていたが、両サイドでプレーできる中野嘉大が負傷から復帰し、23日には名古屋から期限付き移籍で古林将太が加入し、ますます競争が激しくなりそうだ。

 そんな中、存在感が増しているのは蜂須賀孝治だ。序盤こそ途中出場が多かったが、5月以降、右ウィングバックで先発出場の機会が増えた。

 今シーズン目立つのはクロスボールだ。右サイドを積極的に駆け上がって、クロスから決定機を演出する。第17節・G大阪戦では永戸勝也の負傷により、前半途中から出場した蜂須賀は強気の姿勢を崩さず前へ前へと仕掛け、クロスをゴール前に入れ続けた。そして76分、蜂須賀のクロスから西村拓真のゴールが生まれて1点差に詰め寄り、反撃ムードを呼び込むことに成功した。はね返されても決して諦めず、縦突破やクロス、時にはシュートを交え、チャレンジを繰り返せるのが蜂須賀の大きな魅力だ。

 開幕以来、左ウィングバックのレギュラーに定着していた永戸が長期離脱となり、中野を左で起用する機会が増えると予想され、蜂須賀に右のレギュラー定着のチャンスが巡ってきた。持ち前のアグレッシブさを存分に生かし、リーグ後半戦多くの勝利に貢献し、レギュラー定着を目指したい。