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VP EYESMATCHDAY PROGRAM
「V PRESS」

サイドのぶつかり合いを制し、
仙台が主導権を握る。
力強い守備から攻撃に切り替え、決定機へ!

 明治安田J2リーグの開幕から1か月が経った。ベガルタ仙台は昨シーズンに特長としてきた力強い守備に加え、攻撃も少しずつバリエーションを加えている。前回のホームゲームだった第4節・長崎戦で、左サイドの攻撃に多くの選手が関わるかたちで同点ゴールを決めたことは記憶に新しい。左サイドバックながら攻撃をフィニッシュしたDF39石尾陸登は「ゴール前までのクオリティーは昨シーズンより上がっているとは思いますけれども、最後のところでの一押しやシュートのクオリティーを上げていきたい」と、今後の成長を誓った。前節・水戸戦では2点を先行されながら、怒濤の攻撃で2得点し追いついた。仙台は右と左、ショートとロングの攻撃を使い分けるチームになりつつある。気の抜けない相手が続くJ2リーグだが、一歩一歩成長を続け、勝点を加えていきたい。

 今節、キューアンドエースタジアムみやぎに迎える相手は磐田。昨シーズンにJ1を戦っていたチームであり、今シーズンの昇格候補のひとつ。どのポジションにもJ1級の個人能力を持った選手が並ぶが、仙台がJ1昇格を果たす上では乗り越えなければいけない相手だ。

 磐田は今シーズンから指揮を執るジョンハッチンソン監督のもとで、高い位置でボールを保持して相手を押しこむスタイルを作っているところ。最後尾のGK13阿部航斗からボランチのMF25中村駿、トップ下もしくは前線のFW20佐藤凌我といった選手に至るまで、キープ・パスといった足下の技術が高い選手が揃う。特に注意したいのがサイドからの攻めで、2列目の右に入るMF23ジョルディクルークスは左足からのキックが正確で、左のMF71倍井謙は切れ味鋭いドリブルで一気にボールを運ぶ。彼らを中心としたサイド攻撃にボランチのMF7上原力也らが加わり、クロスを上げて決定機を作る。ターゲット役のFW11マテウスペイショットも好調だ。

 仙台としては、まずサイドで自慢の守備から主導権を握りたい。左の石尾、右のDF25真瀬拓海に加え、DF3奥山政幸やDF2髙田椋汰といったサイドで守備力を発揮できるメンバーは、相手の推進力を削ぐパフォーマンスが期待できる。ボールを奪って攻撃に切り替えれば、彼らは攻めにも厚みをもたらすことができる。中盤のサイドではMF14相良竜之介が遠近両方でシュートを狙えるし、MF11郷家友太は質・量の伴ったランニングから、アシストでもシュートでも決定機に関われる。このサイドの厚みに加え、ボランチのMF8武田英寿やFW47荒木駿太がサイドに流れてパスをつなぎ、ラストパスやシュートを積極的に繰り出すかたちを作ることが理想だ。

 1対1の強さ、スペースを突く判断能力といった個人の力とともに、チームとして相手にサイドで勝るためのコンビネーションをピッチ上でぶつけ、仙台は主導権掌握を狙う。このQスタでサポーターとともにPASSIONの籠もったプレーで相手を上回り、勝点3を手にしよう!