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「V PRESS」

　仙台の守備陣を束ねる、頼もしい存在だ。前節終了時点で、仙台の選手としてJリーグ通算185試合に出場。これはクラブの歴代試合出場数としては8番目の多さだ。2016年の仙台加入以来、センターバックとして最終ラインで存在感を見せ続けるベテランは、今季の明治安田生命J2リーグ戦においても、頼もしいプレーを見せ続けている。

　長年の経験に裏打ちされた読みの鋭さは、チームのピンチを何度となく救ってきた。相手のシュートコースを読み、その先に割って入ってブロック。自身よりスピードのある選手に対しても、プレーの先を読むことでスペースを消して進路を塞ぐ。センターバックとして必要な前への強さも変わりなく発揮し、特に空中戦の強さは特筆ものだ。相手の長身選手が飛びこんできても、ジャンプ力とタイミングの良さを生かして先にクロスボールに触れ、弾き返す。「完封試合を増やしたい」。今季の目標を達成すべく、今日も仙台守備陣を束ね、力強いプレーを見せてくれるだろう。