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「V PRESS」

　現役のオーストラリア代表にして、岡山の攻撃の中心。ミッチェルデュークは最前線でチームを引っ張る、要注意人物だ。

　母国オーストラリアでプロ生活をスタートさせ、2015年に清水へ加入してJリーグへ。4シーズンに渡って在籍した。現仙台の平岡とは2015年にチームメイトだった。その後、オーストラリアやサウジアラビアでプレーしていたが、昨季の8月に岡山に加わってJリーグに復帰。昇格を目指すチームの主力として活躍を続けている。

　清水時代にはサイドでプレーしていたこともあるが、本職はセンターフォワード。最前線の中央でボールをおさめ、ポストプレーも巧みにこなす。さらに、戦況によっては臨機応変にポジションを取る。前節・大分戦では左サイドに開いてクロスを送ったことが、決勝点につながった。トップ下のステファンムークらとの相性も良く、楔のパスを引き出す動きも見せる。この器用なセンターフォワードと他の選手の間にホットラインを作らせないことが、仙台にとっては重要だ。