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COACH INTERVIEW監督記者会見

この時期に連敗してしまったことは、非常に痛い結果です。前半はやはり硬かったな、と思います。試合に思い切って入っていけなかったところがあり、プレッシャーをかけられなかったという反省があります。
内容のところも、前半は特に、どうしてもラインが前に行くところで後ろが上げられないところで、かなりスペースを群馬さんに与えてしまったかなと思います。後半にそこへ修正をかけたのですが、先に少し動かされてしまって、最後に崩しきるところまでの回数もそこまでなかったし、攻撃をしっかりと自分たちの距離でできなかったという印象を受けています。

■ビルドアップについてうかがいます。前半は相手2トップのプレッシャーがあまり強くなかったと見受けられましたが、ずっとボランチを落として3枚でつないでいました。また、このコンディションでも細かいパス回しに固執していたように見受けられましたが、監督からはこのピルドアップについてどのような印象を受けましたか。

前半に3枚を作ってプラス1でボールを運ぶというところは、プランどおりでした。ただし、もうちょっと3枚が進入していってほしかったというところは、トレーニングではやっていたのですけれども、なかなか前にはいけないで、パスを出した後にも3枚のままになっているシーンがすごく多くて、前半になかなか進入できなかったので後半はあまりプラス1にしない状況を作ったのですが、細かいパスだけでつなぐというより、もう少しサイドチェンジを入れたかったのですが、1回でサイドチェンジする場面が非常に少なくて、そこは見直し、なぜそれができなかったのかというのは大事なところだったと思っているので選手たちと話し合いたいと思います。

■相手にボールを奪われた後に、ディフェンスが寄っている割にはボールが取れなかった部分については監督はどう見ていますか。

リスク管理のところは、枚数がそろってやれた部分ですが、そこで奪いきれなかったのは事実ですし、やはりもう少し厳しさを持っていかなければ、相手に時間を与えてしまったというところも、リスク管理のところも、後半にも競っているときでもラインをもう少し上げられるかなというところもあったので、コンパクトにしたかったというところと、もっと球際にいきたかったというところに悔いが残ります。

■攻撃は11戦ぶりに無得点、守備はまた失点していますが、どこに要因があると見ていますか。

クロスに関しても、サイドでいい条件で上げられればいいクロスが来ますし、私もまだすべては見ていないのですけれども、人はいたような気がしていたので、それでも競れていないというところは、まだその際のところは足りていないんだというところで、トレーニングでがんばってはいますけれどもまだ足りないというところで、またしっかり映像を見て振り返りたい、トレーニングをしっかりやりたいと思います。

■これだけシュートのない試合も珍しいですが、組み立てがうまくいかなかったこともありますけれども、少し強引にでもミドルシュートを打つとか思い切りも足りなかったのではないでしょうか。

どちらもいえると思います。サイドを破ってもほとんどクロスが合うこともなかったですし、最後に少し放りこんだボールに対して入っていけないシーンもありました。やはり、足りない部分がすごく多かったと思います。クロスに対してもゾーンに持っていってシュートしたいところでも、なかなかクロスが上げられなかったし、きわどいボールが上がっても中に入る選手が足りなかったという印象を受けています。

■クロスを上げたときに中の人数が足りないところで、相手が5バックやそれ以上に守備に人数をかけたことで、スペースを見つけにくいところはあったのでしょうか。

群馬さんの守備については、クロスの失点も結構多かったので、その間にしっかり入っていきたかったのですけれども、なかなかクロスの質が、今日に関しては足りず、終盤に関してはそこに飛び込んでほしいというところで止まってしまったのかなという印象が、今はあります。 

■失点シーンは監督の目にはどのように映りましたか。 

サイドを破られたときにクロッサーにプレッシャーをかけられず、まだ映像は見ていないのですけれども最後のところでも人数がいたような気がしていたのですが、寄せられなかったところは、やはり守備の甘さが出たと思います。 

■失点シーン以外にも、PKを取られた場面など何度か守備がルーズなところがありました。 

全然、球際のところで相手の方が速かったですし、我々がつぶされるシーンが多かったので、もっと厳しくいかなければああいうシーンを作られます。

ハーフタイムコメント
ラインを上げてコンパクトに。ボールを出したままにならないこと。

GK 1 小畑 裕馬選手

しばらく試合に出られなくて悔しく思っていましたし、この試合にこめた思いはすごく強かったので、そういう意味で、まずは自分がどうしようというよりは、チーム全体で緩く入らないことを心がけていましたが、結果的に最初から最後までだらだら試合をしてしまったという印象があります。全体的に大きな課題が残るゲームになってしまいました。
（PKを止めた場面は）読んだというよりは、自分を信じて飛んだらボールも来てくれたという感じでした。最後までよく動かないで、相手にプレッシャーをかけられたと思います。

DF 25 真瀬 拓海選手

久々に先発させてもらっても自分は何もできなかったので、力不足を感じた試合でした。（後半から）もう少しはっきり高い位置を取って裏をどんどん狙っていこうと思っていたので、そこで何度か裏を取れていたのですが、クロスなどで課題が残る試合でした。
（次に向けて）今日の結果は終わってしまったことなので、切り替えて、自分たちは残りの試合は勝つしかないと思っているので、一戦一戦必ず勝てるように、勝利へのこだわりを追求したいと思います。