2021明治安田生命J1 第29節 清水エスパルス 2021年09月18日 (土) 19:03 キックオフ IAIスタジアム日本平
1 前半 0
1 後半 1
試合経過(得点、選手交代、警告、退場)
スターティングメンバー
GK | 37 | 権田 修一 |
DF | 4 | 原 輝綺 |
DF | 5 | ヴァウド |
DF | 38 | 井林 章 |
DF | 7 | 片山 瑛一 |
MF | 33 | 松岡 大起 |
MF | 3 | ホナウド |
MF | 16 | 西澤 健太 |
MF | 23 | 鈴木 唯人 |
FW | 24 | 藤本 憲明 |
FW | 9 | チアゴ サンタナ |
控え
GK | 25 | 永井 堅梧 |
DF | 2 | 立田 悠悟 |
DF | 21 | 奥井 諒 |
MF | 6 | 竹内 涼 |
MF | 26 | 滝 裕太 |
FW | 10 | カルリーニョス ジュニオ |
FW | 19 | ディサロ 燦シルヴァーノ |
スターティングメンバー
GK | 27 | ヤクブ スウォビィク |
DF | 4 | 蜂須賀 孝治 |
DF | 5 | アピアタウィア 久 |
DF | 16 | 吉野 恭平 |
DF | 14 | 石原 崇兆 |
MF | 17 | 富田 晋伍 |
MF | 6 | 上原 力也 |
MF | 18 | 中原 彰吾 |
MF | 26 | 加藤 千尋 |
FW | 33 | フェリペ カルドーゾ |
FW | 15 | 西村 拓真 |
控え
GK | 22 | ストイシッチ |
DF | 3 | 福森 直也 |
DF | 25 | 真瀬 拓海 |
MF | 7 | 関口 訓充 |
MF | 8 | 松下 佳貴 |
FW | 11 | 赤﨑 秀平 |
FW | 19 | 皆川 佑介 |
DATA
○入場者数/5,453人
○天候/曇、弱風 ○気温/25.2℃ ○湿度/80%
○ピッチ/全面良芝 ○時間/90分
○主審/松尾一 ○副審/木川田博信 熊谷幸剛
COACH INTERVIEW監督記者会見
残留をかけた直接対決で、敵地に乗りこんで一進一退に持ちこめて、間違いなく一進一退のゲームだったということで、こちらは先制点を取られたこと、追いつこうとしているときに向こうの執念で2点目を押しこまれたこと、それが痛かったと思うのですけれども、フェリペ(カルドーゾ)のゴールが決まったあたりから、同点、逆転、というにおいも感じさせられるような戦いも選手たちはしてくれました。よくやってくれたと思います。
今日はいろいろな手を尽くしました。関口(訓充)がウイングバックになったり、FWが何枚も一気に出たりというところで、これが逆に言えば、我々のこれからの執念です。今日に見せた執念がこれからに必ず生かされるものだと思っていますから、それを信じてやっていくだけだと思っています。
■後半から3-4-2-1に代えましたが、もともとどのタイミングであのかたちにしてしかけるプランでしたか。
ビハインドを負った時点で、(DF)4枚で前半はやっていた中で、本来ならクロスを上げてもらいたいサイドバック、ビルディングアップの時に3-1-6になってサイドバックからのクロスにしたかったのですけれども、それがサイドハーフだった中原(彰吾)だったり加藤(千尋)からのシチュエーションになってしまって、そのぶんゴール前に人数をかけられなくなったところがあったし、逆に4バックでの3-1-6で攻めこんだときに、意外と高い位置までいけたので、だったら最初から3枚でやろうというところで、福森(直也)を出しました。
最初にそのかたちで追いつけたり、2点目を取られても2-2になったり、ということがあればというところですが、そういった可能性は今日に見せてくれたと思います。柔軟にシステムを変えられるあたりは、可能性として示せたと思います。
■前半の途中まで、ボランチやセンターバックがビルドアップしようとしたときに相手が強烈なプレッシャーをかけてきて苦しめられたところをかわせるようにするため、試合中に何か指示は出しましたか。
立ち上がりに相手がプレッシャーに来るのはわかっていたので、そうなったときにそのプレッシャーにかからないように、足下のパスか大きいパスか区別しようというところを、逆に引っかかったところはあります。けれども、そこは清水のストロングポイントなので、しっかり対抗して、点を取られることがなければ慌てることはないというメンタルで、別に慌てさせられてはいなかったと思います。
■皆川佑介選手と赤﨑秀平選手を入れたときに、監督はどういうかたちを狙いとして描いて、皆川選手と赤﨑選手にどういう言葉をかけましたか。
3-5-2のようなかたちでした。1ボランチでも外が開いていれば外にはじゅうぶんボールを運べるなというところで、ターゲットが皆川とフェリペになって、そこに対してクロス、こぼれ球に秀平と(西村)拓真が狙えれば、拾えればというようなところと、クロスはツインタワーで、コンビネーションを足下でいくときは秀平と拓真の足下でいくようなところは、指示を出しました。
■あらためて、この敗戦の持つ意味を監督としてどうとらえていますか。
清水に少し離されたな、というところです。今日のゲームで最高のシナリオは勝点1差に詰め寄ることで、それができないときにはせめて離されないことが条件だったのですが、それを引き離されてしまったというところに対しては、痛い星を落としたなというところだと思います。けれども、残りの9戦を考えたときに、清水は少し遠いところに行きましたけれども、まだまだ残留の可能性はあると思っています。
ハーフタイムコメント
「後半の入りからパワーを出そう。プレーを止めずに続け、セカンドボールを回収して前進すること。相手を慌てさせる仕掛けを」
DF 16 吉野 恭平選手
前半にセットプレーから、後半も自分たちのミスから失点。絶対に勝たなければいけない試合で自分たちで難しい試合にしてしまった。前を向いて勝ちを目指していくしかない。メンバー、システムをいろいろ変えながらプレーしたが、目指すのは得点ということをみんなが持っていた。90分で追いつけなかったことは課題だが、様々なシステムでゴールを目指せたのは良かった。
内容や収穫はない、ライバルの清水に負けたという事実をチーム全員で持っていかなければならない。今日の敗戦が自分たちの首を絞めたので、残り9試合、残留できるようにやっていくだけ。
次もライバルの徳島が相手、ホームで勝ち点3を取って、まだまだ諦めていないという姿勢を見せたい。
FW 33 フェリペ カルドーゾ選手
ゴールを決めることができたのでうれしいという感情がある。チームが負けたことには悔しい思いだ。自分たちはこの試合にいろいろなことを捧げていたことが見えたと思うし、ポジティブなところを見ていきたい。質の高い試合ができた、常に勝利を探して試合ができていた。不幸にも勝利はめぐってこなかったが、まだホームの試合が残っていて、自分たちのサポーターの応援があってプレーできるので、全力を注いでいきたい。この状況を抜け出すことが目標。
(ゴールについて)あのかたちは自分の中のイメージでは相当できていて、リキ(上原力也選手)がけってくれるボールは長めに、ファーサイドに流れるものが多かったので、セカンドボールが流れることを信じてボールを待っていた。
サポーターが常に支えてくれていることは感じている。心配していることも十分に分かっている。リカバーをして、次の試合に向かっていきたい。ポジティブな点を伸ばしていって、直すところは直して、仙台での試合でミスが起こらないようにしたい。今日の試合は勝利する価値があったので続けていきたい。