2021JリーグYBCルヴァンカップ 第6節 サンフレッチェ広島 2021年05月19日 (水) 19:03 キックオフ ユアテックスタジアム仙台
1 前半 0
2 後半 0
試合経過(得点、選手交代、警告、退場)
スターティングメンバー
GK | 22 | ストイシッチ |
DF | 25 | 真瀬 拓海 |
DF | 5 | アピアタウィア 久 |
DF | 23 | シマオ マテ |
DF | 4 | 蜂須賀 孝治 |
MF | 18 | 中原 彰吾 |
MF | 8 | 松下 佳貴 |
MF | 20 | マルティノス |
MF | 28 | 佐々木 匠 |
MF | 26 | 加藤 千尋 |
FW | 19 | 皆川 佑介 |
控え
GK | 21 | 井岡 海都 |
DF | 24 | 長倉 颯 |
DF | 31 | 照山 颯人 |
MF | 6 | 上原 力也 |
MF | 30 | 田中 渉 |
MF | 42 | 淀川 誠珠 |
FW | 43 | 加藤 壱盛 |
スターティングメンバー
GK | 1 | 林 卓人 |
DF | 25 | 茶島 雄介 |
DF | 33 | 今津 佑太 |
DF | 3 | 井林 章 |
DF | 24 | 東 俊希 |
MF | 41 | 長沼 洋一 |
MF | 26 | 土肥 航大 |
MF | 30 | 柴﨑 晃誠 |
MF | 14 | エゼキエウ |
FW | 23 | 鮎川 峻 |
FW | 46 | 棚田 遼 |
控え
GK | 13 | 増田 卓也 |
DF | 4 | 荒木 隼人 |
MF | 15 | 藤井 智也 |
MF | 18 | 柏 好文 |
MF | 27 | ハイネル |
FW | 9 | ドウグラス ヴィエイラ |
FW | 37 | ジュニオール サントス |
DATA
○入場者数/1,560人
○天候/曇一時雨、無風 ○気温/17.7℃ ○湿度/77%
○ピッチ/全面良芝 ○時間/90分
○主審/谷本涼 ○副審/武部陽介 淺田武士
COACH INTERVIEW監督記者会見
まず、ネクストステージ(進出が)断たれた状況のゲームで、次のステージへの可能性がある広島に対して、「自分たちは今日の戦いが貴重で重要だ、(明治安田生命J1)リーグ戦に弾みをつけるべき戦いだ」という話をしていました。「まずはとにかく、ホームで勝つということがいかに我々のエネルギーになるか、そしてリーグ戦でホームで勝てる状況、ホームで常に勝つことがリーグ戦での挽回と上昇につながる」という話をして、「その可能性を示す戦いをしよう」と送り出しました。選手はその気になって、今シーズンのここからの挽回と昨シーズンからの挽回に対して、可能性を見せてくれたと思います。
「今日はすべてを乗り越えよう」という話をして入ったので、「そこにストレスを持たずに、それを乗り越えるべくひとりひとりの持っているクオリティーを発揮してみせろ」という話をして、本当にみんながいきいきやってくれました。
もちろん、次に進めない状況でノープレッシャーだったということもあっての思い切りの良さもあったかもしれません。しかし、リーグ戦に弾みをつけるための大事なホームゲームだというときに、ホームで勝たなければいけないというプレッシャーをしっかり乗り越えて、勝ってみせた。サポーターもまた、ホームで3-0で勝った現状をみんなが知ったときに、次の大分戦に対して期待が膨らんで、ユアテックスタジアム仙台で一緒に戦ってくれるサポーターが増えるのではないかというところに期待しますし、本当にみんなでその気になって、ユアスタで強いベガルタを継続していけたらと思います。
■「13連戦の中でチームは鍛え上がる」という話をしていましたが、ここにきての手応えはいかがでしょうか。
今日はじゅうぶん感じました。ただし、我々は13連戦の真っ只中にいますけれども、広島は17連戦の真っ只中にいて、苦しい状況でのアウェイゲームだったのだろうということをしっかりおさえておかなければいけません。それ以上に自分たちが苦しんできたリーグ戦とカップ戦、これまでの流れの中で、苦しみを振り払うようなゲームができたというのは、ここからの可能性をものすごく、1番は、周りが期待が持つことも大事ですけれども、今日に出ていたメンバーが本当に自信を持ってこれからピッチに立つことができることが大事だと思っていますから、そうなりえたことが非常に良かったと思います。
■監督は今後メンバーを選んでいくうえで悩ましい状況になってくると思いますが、特に先制点を決めた佐々木匠選手に対する評価をお願いします。
今日のゲームシチュエーションで、広島のボランチが前がかりになるところでのスペースで受ける準備は、チームでもしていたことと、あとは匠はそれが得意でした。そういう相手には、もちろん匠は武器のひとつになりうるし、(JリーグYBC)ルヴァンカップでは今日で2ゴール目をとってくれて、スコアを取れるアタッカーとして、アタッカー陣の競争に加わってくれているところがまたいいことだと思っていますから、あとはいい状態の武器を相手によってどう使い分けるかが、監督の自分にかかっているだろうと思います。間違えないようにやっていきたいと思います。
■ストイシッチ選手が初出場でクリーンシートを達成しました。高さに加えキックも良かったと思いますが、どのように評価しますか。
本当に、キャッチングとキックでものすごく精度があったと思います。それ以上に、ゲームの中でのコントロールがものすごくうまいと思いました。初出場とは思えない時間のかけ方、作り方が、非常に良かったと思います。ちょっと遅延しすぎたらカードをもらってしまうような状況で、先に審判に注意してもらっていたので、良かったなと思います。これでネージャ(ストイシッチ)とクバ(ヤクブ スウォビィク)、小畑(裕馬)、井岡(海都)とでレベルの高い競争が成立すると思っていますから、切磋琢磨していってほしいと思います。
ハーフタイムコメント
「もっと揺さぶれる。ゲームの入りのテンポに気をつけること。勝ち切ること、笛が鳴るまでプレーし続ける、全員でメリハリをつけること」
MF 28 佐々木 匠選手
「(先制ゴールを振り返って)チームとして、うまいかたちで崩すことができて、皆川選手がしっかりファーに入って、相手を下げてくれたので、そこに入ってゴールに流し込めた。相手のボランチが前にかかるスカウティングがあったなかで、バイタルでしっかりと前を向いて仕掛けるのは自分の長所でもあるので、チームとしても自分としてもうまくリンクした試合だった。試合中、相手が立ち位置を変えてきたり、回し方を変えてきたなかでも、しっかりコミュニケーションをとって、話し合えていた。個人個人がホームで勝つという強い気持ちをもってハードワークできていた。それが一番の勝因。ルヴァンカップでは連続でゴールを取れていて、コンディションも良く、チームにリンクできている姿をアピールできていると思う。出番が来たら、貢献できる自信もあるので、チャンスを掴み取りにいきたい」
GK 22 ストイシッチ選手
「(デビュー戦を振り返って)率直にうれしい。長い期間、試合がなかったので、自分の日本での初の公式戦での勝利が本当にうれしい。チームとしては、自分たちがどんな相手にも必ず勝てる可能性を見せることができた。すばらしいゲームをしたと思う。試合で自分の持ち味は出せた。日々トレーニングを積んでいて、GKコーチに感謝したい。どんな時でもベガルタのGKコーチは自分たちを成長させようと助けてくれるので、自分は良いプレーができたと思う。ただ、それ以上のことをできると信じている。(ホームスタジアムでの初めての試合について)応援、ピッチ、すばらしい雰囲気を見ていたので、試合に出るよろこびを感じながらプレーした。楽しんで、ベストを尽くすだけだと思っていた。次のチャンスが来るときに備えて、毎日のひとつひとつの練習、試合にしっかりと取り組んでいきたい。このクラブのためにベストを尽くしたいし、(小畑)裕馬、(井岡)海都、クバ(ヤクブ スウォビィク)とすばらしいGKが揃っているので、彼らと素晴らしい環境で練習できている。すばらしいGKコーチもいるので、彼らと良い仕事がきていうれしい」