天皇杯 JFA 第99回全日本サッカー選手権大会 第3回戦 カターレ富山 2019年08月14日 (水) 18:30 キックオフ 富山県総合運動公園陸上競技場
0 前半 0
0 後半 1
試合経過(得点、選手交代、警告、退場)
スターティングメンバー
GK | 21 | 太田 岳志 |
DF | 19 | 柳下 大樹 |
DF | 28 | 谷奥 健四郎 |
DF | 26 | 馬渡 隼暉 |
MF | 7 | 佐々木 陽次 |
MF | 20 | 花井 聖 |
MF | 24 | 前嶋 洋太 |
MF | 30 | 安永 玲央 |
FW | 9 | 苔口 卓也 |
FW | 11 | 才藤 龍治 |
FW | 27 | 大谷 駿斗 |
控え
GK | 1 | 榎本 哲也 |
DF | 3 | 代 健司 |
DF | 16 | 杉山 弾斗 |
MF | 6 | 碓井 鉄平 |
MF | 14 | 白石 智之 |
MF | 15 | ルーカス ダウベルマン |
FW | 37 | 平松 宗 |
スターティングメンバー
GK | 22 | 川浪 吾郎 |
DF | 3 | 飯尾 竜太朗 |
DF | 39 | 金 正也 |
DF | 33 | 常田 克人 |
DF | 31 | 照山 颯人 |
MF | 30 | 田中 渉 |
MF | 5 | 椎橋 慧也 |
MF | 6 | 兵藤 慎剛 |
MF | 10 | 梁 勇基 |
FW | 29 | ジオゴ アコスタ |
FW | 19 | ジャーメイン 良 |
控え
GK | 21 | 関 憲太郎 |
DF | 2 | 永戸 勝也 |
DF | 4 | 蜂須賀 孝治 |
MF | 8 | 松下 佳貴 |
MF | 18 | 道渕 諒平 |
FW | 20 | 阿部 拓馬 |
FW | 38 | 長沢 駿 |
DATA
○入場者数/3,238人
○天候/晴、無風 ○気温/34.3℃ ○湿度/58%
○ピッチ/全面良芝、乾燥 ○時間/90分
○主審/荒木 友輔 ○副審/大塚 晴弘、小椋 剛
COACH INTERVIEW監督記者会見
お疲れさまでした。お盆ということもあったのかもしれません、大勢のベガルタのサポーターが、ここ富山まで来てくれました。バックスタンドを、あんなに大勢のゴールドで染めてくれるとは想像もしていませんでしたし、バスで入ってきたときにビッグフラッグが見えるなどして、本当に素晴らしい雰囲気を作ってくれたサポーターに、心から感謝をしたいと思います。本当にありがとうございました。
富山さんとやるにあたって、しっかりと分析をして準備をしてきたつもりだったのですけれども、富山さんがメンバーを変えたり、システムを変えたり、そういったところで、正直アジャストが攻守においてできなかった。そこはゲームを難しくしてしまった大きな要因かと、今は思っています。
でも、今、ロッカーでも言ってきたのですけれども、やはり天皇杯は勝つことだけが求められているので、どれだけいいゲームをしようが、どれだけシュートを打とうが、それが決まらずに敗退してしまえば、次に戦う権利はないので、そういう意味では今日の18人が、うまくいかなかったかもしれないけれども、しっかりとゴールを奪って、1-0でもいいから勝って次に戦う権利、資格を得たというのは、我々のチームにとってはものすごく大きなものだったと思います。
唯一にして最大のミッションを成し遂げた今日の18人は胸を張って仙台に帰ってほしいと思いますし、細かいところはたくさん修正点があるのですけれども、そこはしっかりとまた反省修正して、日々の成長につなげていければと思います。
■決勝点を取ったジャーメイン選手は先日(4日)の練習試合でもそんなに長く出ていませんでしたが、先発起用を決断した理由を教えてください。
まずはけが人が徐々に戻りつつある状況で、その中でジャメ(ジャーメイン)が一番、コンディション的にもフィットしてきている状態だとトレーニングの中で見てとれたので、思い切ってスタメンで使おうという決断がありました。
勿論、明日仙台に戻って、二日で準備して、週末のリーグ戦で川崎Fと戦うので、そういった先を見据えて、といったものも当然あります。でも、ジャメの状態が今はすごく良かった、そのいいときに、なるべくピチピチしたジャメを使ってあげたかった。これから多分コンディションが戻ってきて、またいろいろなことを考え出すと、うまくいかないときにちょっと塞ぎ込んでしまうところもある子なので、今のフレッシュな状態で思いきってやってこい、ということで、彼を出す決断をしました。
理想を言えば、やはりチームとかグループでしっかりと相手をやっつけて、ああいったジャメの個で相手をはがして点を取るというようにはしたくなかったのですけれども、それでも我々が次のステージに進むために必要な、貴重な1点を、彼の個でもぎ取ってくれたのには素晴らしいものがあったと思います。またこれで、我々の力になってくれれば、というものは、期待させてくれました。
■もう一人復帰した阿部選手の評価はいかがでしたか。
アベタク(阿部)も、同じタイミングで今、戻ってきてくれましたけれども、少し戻ってくる過程で、若干本人の中でも怖さがあって、そこは本人と相談しながら、試合に出す時間というものは決めてきました。
ジオゴ(アコスタ)かジャメか、90分はもたずにどこかで投入しなければいけないだろうと思ったので、あの時間から投入したのですけれども、間違いなくそこまでのジオゴと比べると、前への推進力だとか、おさめる力とか、そういうものは全く違うものを見せてくれたと思います。間違いなく彼が入ってきて、我々が前進するものが増えたし、相手のゴールに迫る回数が増えたし、素晴らしいものがあったと思います。
もっともっと、コンディションがフィットしてくれれば、彼の力はあんなものじゃないので、ジャメ同様に、またこれからも彼に期待できるのではないかと思います。
■押しこまれた部分も多かったのですが、(明治安田J1リーグ戦)前(々節)の磐田戦のように、押しこまれても跳ね返せる力がついている要因はどこにあると思いますか。
まずは、理屈なしのトレーニングを多くしています。やはり、練習は嘘をつかないな、というのは、日々のゲームで多く示してくれたと思います。勿論、本意ではないです。ああいうようなかたちで、自分たちが守る時間が増えるとか、ゴール前でしのぐとかいうのは。でも、我々に求められているのは勝利ですから、現状、今の選手たちでしっかりと勝ちをもぎ取ると考えれば、当然ああいう時間があるのも想定内ですし、ではそういうときに安い失点を与えずにしっかりと守り切りましょう、というところは日々トレーニングをしているので、そういったものの成果があるのかな、と思います。
富山さんは本当に素晴らしいチームで、しっかりと我々を動かして隙を狙うというところは見られたのですけれども、やはりゴールにカギをかけるというか、そこをしっかりと閉じるというものは、時間が進むにつれて、もっともっと我々の中では意識もプレーも高まってくるので、それをしっかりとロスタイム含めて95、6分やりきれたことは、我々の今やれていることの成果のひとつかなと思います。