2019明治安田生命J1

2019明治安田生命J1 第29節 名古屋グランパス 2019年10月19日 (土) 14:03 キックオフ パロマ瑞穂スタジアム

試合終了
HOME 名古屋グランパス
0 - 2

0 前半 1

0 後半 1

AWAY ベガルタ仙台

監督記者会見 

MATCH PROGRESS

試合経過(得点、選手交代、警告、退場)
7分[得点] 13 平岡 康裕
10 ガブリエル シャビエル 33分[警告]
10 ガブリエル シャビエル → 32 赤﨑 秀平 54分[交代]
8 ジョアン シミッチ → 21 エドゥアルド ネット 54分[交代]
69分[交代] 38 長沢 駿 → 20 阿部 拓馬
32 赤﨑 秀平 79分[警告]
36 太田 宏介 → 6 宮原 和也 83分[交代]
85分[得点] 9 ハモン ロペス
87分[交代] 9 ハモン ロペス → 39 金 正也
90+2分[交代] 7 関口 訓充 → 5 椎橋 慧也

MEMBERS

スターティングメンバー
GK1ランゲラック
DF23吉田 豊
DF20中谷 進之介
DF17丸山 祐市
DF36太田 宏介
MF29和泉 竜司
MF2米本 拓司
MF8ジョアン シミッチ
MF10ガブリエル シャビエル
FW7ジョー
FW25前田 直輝
控え
GK16武田 洋平
DF5千葉 和彦
DF6宮原 和也
DF34藤井 陽也
MF9長谷川 アーリアジャスール
MF21エドゥアルド ネット
FW32赤﨑 秀平
スターティングメンバー
GK24ヤクブ スウォビィク
DF4蜂須賀 孝治
DF23シマオ マテ
DF13平岡 康裕
DF2永戸 勝也
MF17富田 晋伍
MF8松下 佳貴
MF18道渕 諒平
MF7関口 訓充
FW38長沢 駿
FW9ハモン ロペス
控え
GK21関 憲太郎
DF39金 正也
MF5椎橋 慧也
MF6兵藤 慎剛
MF14石原 崇兆
FW11石原 直樹
FW20阿部 拓馬

DATA

後半前半名古屋 仙台前半後半
8412シュート1156
358CK321
9211FK945
202オフサイド110
000PK101

○入場者数/15,485人
○天候/曇時々雨、無風 ○気温/22.3℃ ○湿度/83%
○ピッチ/全面良芝、水含み ○時間/90分
○主審/松尾一 ○副審/八木あかね 鈴木規志

COACH INTERVIEW監督記者会見

 お疲れ様でした。まず、最初に、台風19号の被害で犠牲になられた方、あるいは被災して苦しんでおられる方にお見舞い申し上げます。我々が住んでいる仙台市、あるいは宮城県、東北地方にも甚大な被害がもたらされていて、昨晩からまた避難勧告が出ている状態とも、聞きました。
そのような中で、我々に何ができるのかを考えた時に、もしもスポーツの力というものが本当にあるのであれば、何か我々に期待してくれている人に、遠い名古屋からですけれども、届けられるものを、心を動かせるものを、表現しようというような話を選手にして送り出したので、少しでも、今日のゲームの中で、まだまだ大変な思いをされている方の心に響くものがあれば良かったかな、と思っています。
我々はもともと、大きな災害から立ち上がってきた地域のクラブなので、そういったところを表現することができたのは良かったと思います。
順位が近い相手ですし、何よりも前節にホームで非常に痛い敗戦をした後だったので、そういったところから立ち上がる姿、いわゆる反骨心を示したいゲームでした。そういうものを、しっかりとまずは気持ちという部分で表現してくれた選手たちを称えたいと思います。
ただし、本当に、たかだか前節からひとつ勝っただけなので、決して浮かれることなく、残りの5試合に進んでいきたいと思います。

■(J1第20節・)C大阪戦以来となる無失点を達成できた要因と、これで大きな自信を得たことの意義について教えてください。

 久々のクリーンシート(無失点)は、我々にとって喜ばしいことですし、意義深いことなのかと思います。90分を振り返ると、前半の立ち上がり7分に我々が先制をしてスコアを動かしたがために、ちょっと守備の部分で、後ろに重たくなってしまいました。そこは何とか前半もう少し前に出たいというものがあったので、途中からプレッシャーを前でかけられるようなシーンだとか、あるいはボールをしっかりと握れば、これくらい相手のゴールに迫れるよねというものを、途中からようやく示すことができたので、願わくばそれをもう少し時間を長くして、ゲームをコントロールできれば、我々は、いわゆる強いチームになれるのではないかとは思います。
ただし、理屈抜きにしっかり体を張って守り切ったところとか、あるいは今日もビッグセーブを披露してくれたクバ(ヤクブ スウォビィク)のパフォーマンスとか、守備のトレーニングが長くなっている中で、そういうものを選手ひとりひとりがしっかりと頭に叩きこんでやってくれたというものが今日のクリーンシートの成果だと思うので、また次節に同じようにやれたら、我々にとっては大きなものとなると思います。

■久しぶりにベンチに入った阿部選手が、ピッチにも入ってPKを取るなどの仕事をしてくれました。起用の理由を教えてください。

 調子がいいからです。
今シーズンはけがもあって離れている時間がものすごく長くて、そこから戻ってきて彼のよさというものは随所に垣間見せてくれていたのですが、私が見ている感覚からすれば、そのいいパフォーマンスの継続性がちょっと足りなかった。
あるいは今、守備のところでパワーを出そうという話をしている中で、アベタク(阿部)も石原ナオ(直樹)もそうなのですけれども、明らかにメンバーの中でクオリティーの高い選手が、なかなか出場機会を得られないというところも、ここまで外れていた要因のひとつかなと思います。
先程申し上げたように、明らかに調子がいいです。ゲーム形式の中でもたくさん点を取っていますし、彼の個の力で、いろいろな局面を打開してくれます。当然、そこに守備の意識というものもしっかりと持ってやってくれていることも見せているので、今日にベンチ入りしたのは必然だと思いますし、あの時間に、私の頭の中では、交代選手で入れるカードを切るには1番目だと思っていたので、それも当然だと思っていますし、あのようなPKを取る仕事というものも必然だったと思っています。
今週のトレーニングの中では、サイドハーフの右と左、2トップも考えていました。ただし、あの時間帯でちょっとFWが守備をするパワーを持ちたいというところと、明らかに我々がマイボールにすれば(ボールを)握って出ていけるというスペースがあったので、(長沢)駿とハモン(ロペス)にアバウトに蹴りこむよりは、アベタクの足下にしっかり探してつけて、全体が押し上がる時間を作りたかったというのが、FWに入れた理由です。