2019明治安田生命J1 第14節 名古屋グランパス 2019年06月01日 (土) 14:03 キックオフ ユアテックスタジアム仙台
1 前半 1
2 後半 0
試合経過(得点、選手交代、警告、退場)
スターティングメンバー
GK | 1 | シュミット ダニエル |
DF | 13 | 平岡 康裕 |
DF | 23 | シマオ マテ |
DF | 2 | 永戸 勝也 |
MF | 17 | 富田 晋伍 |
MF | 8 | 松下 佳貴 |
MF | 4 | 蜂須賀 孝治 |
MF | 18 | 道渕 諒平 |
FW | 15 | 吉尾 海夏 |
FW | 7 | 関口 訓充 |
FW | 38 | 長沢 駿 |
控え
GK | 22 | 川浪 吾郎 |
DF | 27 | 大岩 一貴 |
DF | 33 | 常田 克人 |
MF | 6 | 兵藤 慎剛 |
MF | 10 | 梁 勇基 |
MF | 14 | 石原 崇兆 |
FW | 11 | 石原 直樹 |
スターティングメンバー
GK | 1 | ランゲラック |
DF | 6 | 宮原 和也 |
DF | 20 | 中谷 進之介 |
DF | 17 | 丸山 祐市 |
DF | 23 | 吉田 豊 |
MF | 25 | 前田 直輝 |
MF | 2 | 米本 拓司 |
MF | 8 | ジョアン シミッチ |
MF | 29 | 和泉 竜司 |
FW | 11 | マテウス |
FW | 9 | 長谷川 アーリアジャスール |
控え
GK | 16 | 武田 洋平 |
DF | 5 | 千葉 和彦 |
DF | 31 | 金井 貢史 |
MF | 4 | 小林 裕紀 |
MF | 28 | 榎本 大輝 |
FW | 10 | ガブリエル シャビエル |
FW | 32 | 赤﨑 秀平 |
DATA
○入場者数/12,853人
○天候/晴、弱風 ○気温/22℃ ○湿度/51%
○ピッチ/全面良芝、乾燥 ○時間/90分
○主審/佐藤隆治 ○副審/大塚晴弘 山際将史
COACH INTERVIEW監督記者会見
お疲れさまでした。ホームでは、今日の勝ちで(明治安田J1リーグ戦で)4連勝ということなのですけれども、間違いなく今、そういう空気にさせてくれている本当に大勢のサポーターがいて、今日も彼らのそのエネルギーとかパワーをしっかりと背に受けながら戦うことができた、それが今日のゲームの大きな勝因のひとつかな、と思っています。
いつもこの会見場でしか彼らにはお礼が伝えられないのですけれども、本当に心から感謝しているということを、みなさんを通じてサポーターに伝えてくれればと思います。本当にありがとうございます。
アウェイで、痛いリーグ戦での2連敗を喫して、そこから帰ってきて、1週間の準備で今日を迎えたのですけれども、ようやくチームとして本当の危機感というか、ここから本当に変わらなければいけないということを、今週の火曜日から選手がいい表情で見せてくれました。
もちろん、今変わるようでは遅い、と言われればそれまでなのですけれども、今まで変わりきれなかったから、これまでのリーグ戦の13試合という悔しさがあって、逆に言うとその13試合の悔しさがあったから、ようやくですけれども、我々は今変わる、あるいは変わろうとすることができたと。そのメンタルの部分は非常に大きくて、まだまだ非常に未熟なチームなのですけれども、そういうところから今もう一回火がついて、いい準備をして今日のゲームに臨めたと。勝因の大きなひとつは、そこかなと思っています。
非常にタフにやり切ってくれましたし、怯まずやりきってくれましたし、そういうものを今日のゲームで見せたということが、我々のこれからのスタンダードにしていきたいと思います。
ここでブレイクがあって、少しまた間が空きますけれども、オフはしっかりと選手にも休んでもらって、オフが明ければまた同じようなエネルギーとパワーを持って、日々のトレーニングに取り組んでもらって、ここからのリーグ戦の残り20試合、あとは(JリーグYBC)ルヴァンカップと天皇杯で、今までに失ったぶんを取り返していきたいと思います。
■この試合では球際の戦いで負けないことをテーマにしていましたが、選手たちの戦いぶりはいかがでしたか。
それは別に、今日だけのテーマではなくて、球際、切り替え、走力ということは我々のベースにしなければいけないものなので、もちろんここ数試合のゲームを振り返ればそこを強調したところはありますけれども、何も今日のゲームに限ってそれを求めていた、あるいはそれをやらなければいけないということではない。そこだけは、しっかりと伝えていきたいと思います。
ただし、ここ数試合を振り返れば、やはりそういうところでのつたなさはあったので、それをしっかりとまた見つめ直すようなトレーニングをしました。ただし、それは実際トレーニングどうこうではなくて、さっきも申し上げたように、痛い2連敗を喫した後の、火曜日のトレーニングから選手の目つきが変わった、それがすべてだと思います。そこがあったからこそ、今日のような球際の強さを発揮できたと思います。
■長沢選手の1トップに変えて、彼のポストプレーなどが活きて、結果全得点に絡んでいました。布陣を変えた効果をどうとらえていますか。
そもそも、ハモン(ロペス)の出場停止など、今のFWでけが人が相次いでいる状況で、プラスして名古屋さんのやり方を分析した結果、今日のような布陣で臨むことを決めました。
もちろん、1番前が1枚になれば、そこでおさまることが大前提になってくるので、前半の部分では少し苦労したものがあったのですけれども、間違いなく後半は名古屋さんの圧も弱まると。そこにプラスして、奪った先にどの角度でどうやって引き出そうかというところを、ハーフタイムで少し具体的に整理をして臨ませました。
その結果、我々が前進できる機会も増えましたし、おさまって前にパワーを持って出ていくこともできたというところだと思います。
(長沢)駿は、ポストプレーももちろんですけれども、守備への献身、あとは足下だけでなくて背後に抜けるアクション、そういうものも今日は多彩だったからこそ、相手の2センターバックを惑わすことができたと思います。
子供たちにぜひ、見習ってほしいです。ストライカーは今、点を取るだけが仕事ではないと。あれだけ守備でしっかり走っても、その足を奪われずに2ゴールを決めてチームを勝利に導くことができる、これはおそらく世界でもスタンダードでしょう。そういうものを今日、我々のチームで、長沢という選手が証明してくれたことは非常に喜ばしいですし、ぜひそういうことも含めて、みなさんが評価してくれると、ストライカーというものの姿の見方がまた変わってくると思います。