＜渡邉晋監督記者会見＞

＜総括＞
　お疲れさまでした。遠いアウェイの関西、神戸まで来てくれたサポーターと一緒に勝点3を喜ぶことができて、非常に嬉しく思っております。
　ホームで二つ（明治安田J1 1st 第13節とJリーグヤマザキナビスコカップ第6節）、痛い敗戦を喫していたところから、何とか挽回したいというような思いで、中二日しかありませんでしたけれども準備をしてきました。
　前半は少し守備のバランスがうまくいかなくて、いいようにやられたシーンがたくさんありましたけれども、ゲーム中にしっかり修正しながら、我々の狙いどころ、取りどころといったものを整理して、だいぶ落ち着いてゲームを進めることができたのではないかと思っています。やはり我々は守備からのチームですし、いい守備がようやく整ってから金園のゴールにもつながったのかなと思っています。
　本当に、途中交代等々のアクシデントもありながら、途中で入ってきた選手もパワーを発揮してくれましたし、このチームの総合力を高めた今日のゲームをきっかけにして、これから挽回したいと思っています。

■決勝ゴールをあげた金園選手の評価をお願いします。
　今日の試合に限らず、本当に、守備での労力といいますか、献身性というものは本当に素晴らしいものがありました。
　そのエネルギーを、本当にあと数割でも攻撃に注ぐことができれば、おそらくこれまでもっともっとゴールを決めることができた選手だったのではないかと思っているのですけれども、今日はその両面で力を発揮してくれたということで、本当にチームにとっても大きなゴールでしたし、彼自身にとっても、あれだけ守備をしながらもゴールを取ることができるのだという一つの成功体験を得ることができたのではないかと思います。
　本当に、素晴らしいパフォーマンスを発揮してくれたと思います。

■負傷で交代したウイルソン選手の状態を教えてください。
　歩いていますけれども、けがの状態は現時点ではちょっとわかりません。