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3月6日(木)、ダニエル ヴコヴィッチ選手加入記者会見を行いました。

掲載日:2014年3月6日

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 3月6日(木)、ダニエル ヴコヴィッチ選手加入記者会見を行いました。

質疑応答

 オーストラリアから来ましたダニエル ヴコヴィッチです。ここに来られたことを非常に嬉しく思っています。あとは質問をお願いします。

■ベガルタ仙台でプレーすることになった理由と経緯を教えてください。

 グラハム アーノルド監督がここにいますが、監督とは五輪代表のチームで一緒でした。自分が前に所属していたチームはプレーオフに進出できないこととなり、シーズンが早く終わってしまいます。そこで試合勘を切らしたくないので、期限付き移籍を模索していた途中でお話をいただき、ここに来ることになりました。

■オーストラリアから来て、この雪に驚いたのでは。

 (前所属クラブのある)パースは現在は夏で、気温が35〜40度くらいです。そこから仙台に来て、雪が降ったことにも驚いていますが、雪の中で練習をしたことも初めてです。寒いのですが、徐々に慣れていくと思います。

■「アーノルド監督が指揮している」ということ以外に、ベガルタ仙台の情報は得ていましたか。

 ベガルタ仙台の存在は、同じAFC(アジアサッカー連盟)ですし、ACLで戦っていたということも知っています。また、アーノルド監督はオーストラリアでは有名なので、彼を通じてベガルタの情報もオーストラリア中で流れるようになりました。オーストラリアの方々も「ベガルタ仙台」の名前を知ることができるようになりました。アーノルド監督は有名ですから、彼の傾向、たとえばどのように(チーム作りを)進めているかも追っています。

■アーノルド監督は、4人のGKでのポジション争いを促す狙いもあるようですが。

 私も10年にわたりプロを続けていますが、ポジションの中で公平な競争が生まれることは、チームにとってとてもいいことだと思っています。ベストを出した選手がそのポジションに入るということは、チームとしてもベストを引き出せるということです。ということは、公平にしっかり戦って、自分のポジションを勝ち取ります。練習が終われば仲がよいチームメートですが、実際に結果を出して、自分もその競争に加わり、ポジションを取ろうと思っています。

■プレー面での持ち味を教えてください。

 これまで経験も積んできましたし、自分の体格を生かしたクロスへの対応や、ボールの供給をみなさんに見ていただきたいと思います。

■仙台での目標を教えてください。

 できるだけ多くの試合に出て、チームにしっかり貢献し、可能であればチームを上位に上げたい。そしてレベルを引き上げられるように戦いたいですね。

■8月までの契約とのことですが、延長するオプションはあるのでしょうか。

 そういうオプションがあるかもしれません。正直な話、僕も詳しくはわからないので。実際にここに来られて嬉しいですし、自分もそれなりの試合をこなせれば、先があるのかもしれません。

■現在のサイズと、Jリーグの印象を教えてください。

 188cm、体重は、実は100kgくらいあります。
 オーストラリアでは、Jリーグはアジア最高峰というとらえ方をされています。最高峰のリーグに加われるということは、この上ない喜びです。あとはしっかりしたプロフェッショナリズムを見られることを非常に嬉しく思っています。

■ヴコヴィッチ選手のサッカー人生で、アーノルド監督はどのような存在ですか。

 今までのサッカー人生で最高のコーチだと思っています。2年間一緒に仕事をした後でも、親密に接してくれて、連絡を取り合う仲でした。違うクラブで指揮を執っていましたが、そのときも関係はそのままでした。実際にこういうかたちで呼んでいただいたので、私のプレースタイルを気に入ってもらえているかと思います。非常に戦術理解力の高い監督だということは、間違いありません。このように仙台でまた一緒に仕事ができ、このチームを上に上げていく気持ちをこれから出していきたいと思います。

■家族構成や趣味を教えてください。

 昨年6月に結婚しました。子供はまだですが、できれば早く。趣味は食べること、読書、料理ですね。

■ニックネームを教えてください。

 監督からは「ヴカ」と紹介してもらいました。オーストラリアでは「ライノ(サイ)」とも呼ばれていました。あとはアメリカの漫画の「ハルク」とも呼ばれていました。