2014 Jリーグヤマザキナビスコカップ 第1節 清水エスパルス
グラハム・アーノルド監督記者会見
<総括>
今日の結果については非常にがっかりしています。もっとメンタル的に強くならなければならない、という試合になってしまいました。この前の(J1第3節)G大阪戦から5人の選手をチェンジしてこの試合にのぞんだのですが、エスパルスさんという若いチームにやられてしまいました。非常にパワーがあり、非常にスピードのあるチームにやられてしまったというのが、率直な印象です。
■今日はヴコヴィッチ選手を初めて先発起用しました。彼のプレーぶりをどう見ますか。
このような結果になって、最初の20分というのはしっかりと自分たちのプレーができたと思うのです。そこで前半に2本のチャンスがあって、いつも言っているのですが、そこでしっかりと入れば、全体像ももちろん変わってきます。そのあとはエスパルスさんに押されたという状況になって、後半にも得点をするチャンスというものはあったのですが、そこで2-1にでもなっていれば状況は変わったのでしょうけれど、自分たちのチャンスを生かすことができませんでした。そこで、相手に攻められて(点を)入れられてしまい、このような結果になってしまいました。
すべての得点を見ても、ヴコヴィッチ自体に何か特別なことができたかといえば、実際にそうは思えません。
(全体が)伸びてしまって、相手にスペースを与えてしまいました。スペースをこのようないいチームに与えてしまうと、そこを突かれて結局やられてしまう、それが今日のゲームだったと思います。
■残念な敗戦になりましたが、リーグ戦につながるものはありましたか。
実際にポジティブな面といえば、最初の20分です。しっかりとした、自分たちのゲーム運びができたというところです。そこでチャンスも作れましたし、生かすこともできたでしょう。Jリーグヤマザキナビスコカップはリーグ戦とは少々違うところもありますので、ここから日曜日の大宮戦に向け、教訓としてとって生かしていきたいと思っています。
G大阪戦から5人の(先発の)選手を入れ替えました。ヴコヴィッチを見ることはできましたし、八反田、それから右サイドのマグリンチィ、そして武井や、赤嶺といった選手を見て、競争力がどのようなものか、どのようなクォリティかを見ることができたので、そこはしっかりと生かしていきたいと思います。