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アカデミーニュース

【ジュニアユースU-15】adidas CUP 2012第27回日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会1次R3日目結果

掲載日:2012年8月18日

 8月17日、中札内交流の杜にて行われた「adidas CUP 2012 第27回日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会」の結果は以下の通りです。ベガルタ仙台ジュニアユースは3年ぶりに今大会決勝トーナメント進出を決めました。

<adidas CUP 2012 第27回日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会結果>

1次ラウンド(Cグループ)
35分ハーフ
8月17日(金)15:00~
ベガルタ仙台ジュニアユース3-3FC多摩ジュニアユース
(中札内交流の杜A)
得点者:6分失点、14分失点、45分佐々木匠(PK)、54分佐々木匠、60分佐藤拓馬、70+2分失点

メンバー
GK 12田中勘太
DF 5古澤航平、6相原旭、13千葉丈市朗(→42分11笹本悠貴)、18郷家章人
MF 8縄靖也、10佐々木匠、15本郷桂佑、16錦織司(→49分9佐藤拓馬)、24齋藤耀之介
FW 17吉田伊吹(→69分3伊藤貴海)
サブ GK1鈴木悠真、DF2坂田拓海、7安田邑成、MF4織田遥真、14小野寺悠貴、23舘田晃太

[試合の流れ]
 前半はFC多摩ジュニアユースの猛攻に押される展開となり、6分セットプレーのこぼれ球からボールを繋がれ失点し、14分にはロングスローのピンチから失点。前半はなかなかチャンスを作れず、0-2で終えました。
 しかし後半はベガルタ仙台ジュニアユースが猛攻を仕掛ける展開となりました。45分錦織司がペナルティエリア内で倒され、佐々木匠がPKを決めて1点差に詰め寄り、そして54分本郷桂佑から佐々木匠へ相手DFラインの背後を通すパスが繋がり、佐々木匠が落ち着いてGKとの1対1で右足シュートを決めて同点に追いつきました。さらに60分笹本悠貴のロングキックをDFラインの背後に抜け出して受けた佐藤拓馬がゴール前までドリブルで持ち込み右足でシュートを決めて3-2と逆転に成功しました。アディショナルタイムにセットプレーから失点し、3-3で試合終了しましたが、勝点1を取ったためCグループ1位での決勝トーナメント進出が決まりました。

順位
1位 ベガルタ仙台ジュニアユース 勝点7 得失点差+3 総得点8
2位 ロアッソ熊本ジュニアユース 勝点6 得失点差+2 総得点5
3位 FC多摩ジュニアユース 勝点4 得失点差-1 総得点6
4位 愛媛FCジュニアユース 勝点0 得失点差-4 総得点4
※ベガルタ仙台ジュニアユースとロアッソ熊本ジュニアユースが決勝トーナメント進出

[ベガルタ仙台ジュニアユース吉田裕幸監督コメント]
 昨日の時点で勝点6で勝ち抜けの可能性は高かったのですが、それがちょっとした安心になっている部分があったので、ミーティングで「今日の試合を取ってから次がある」と引き締めて臨みました。しかし警戒していたセットプレー、ロングスローで2点先に取られてしまいました。前半は相手のペースで終わってしまいました。
 後半のところで「そういった場面でもひっくり返せる力をつけてきたと思っているので、それを発揮するのがこれからの35分だ」という話をしました。0-2のままでは勝ち抜けできませんでしたが、「可能性はまだ開けるから1点ずつ確実に取っていこう」と言いました。
 ある程度自分たちでちょっとずつボールが持てるようになればいろんな試合で得点も取れているので、その時間を早く作ることが課題かな、と思います。
 佐々木は良い場所でボールを持って勝負すると得点に絡むことが多いので、チームがうまくいかない時は彼が低い位置でボールを持っているという状況がハッキリしています。できるだけ高い位置でプレーさせるよう心掛けていますが、そこまでボールが持っていけないと下がってきてしまいますので、周りの選手でそこまで持っていけるようにできれば、ゲームはもっと思うように行くと思います。
 ゴールを目指すということで隙があればDFラインの背後を取りに行くという話はいつもしていますので、それがうまく2~3点目に出ていたかな、と思います。
 東北大会でも状況は違えどカウンターを受ける、蹴られるという試合が数試合あったので、少しは対応できるようになったと思います。JFAプレミアカップの経験は大きくて、あそこでは思うようにプレーできなかったとみんな思っているので、この夏を目標に上を目指すということで取り組んできて、5月の時よりたくましくなって、チームがまとまってきたと思います。だからこそこういう試合で先制されても追いつけたのだと思います。
 今年はユースが素晴らしい成績を残しているので、ユースに負けないように次の試合を大事にしたいと思います。本当に力を出せれば次も勝てると思います。

[2得点を挙げたベガルタ仙台ジュニアユース佐々木匠選手コメント]
 立ち上がり相手が前線に蹴ってきて前から点を取りに来ていたので、流れがあちらに行ってこちらも焦ってしまって、自分たちのペースで試合を運ぶことができなくなり、芝にも慣れずに前半が終わってしまいました。
 後半になってみんなでもう一回立て直そうと言って、みんなが僕に信じてボールを預けてくれたので、思うようにプレーできて流れもこちらに来ました。PKは錦織君が取りましたが、預けてくれたので絶対に決めてやろうと思い、自信を持って決めました。前半は自分のことしか考えないで後ろに下がってしまいましたが、チームメイトを信じて自分が前線に残ろうと思いました。周りのおかげです。
 豊田も強敵と聞いていますが、僕たちもやれると思いますのでチーム一丸となって頑張りたいと思います。トップが優勝争いをしていますので、自分たちも今までJ2のチームと見られていた部分がなくなりました。ユースも結果を出しているので、自分たちもやってやろうという気になっています。ベガルタの誇りを持って戦います。

<adidas CUP 2012 第27回日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会今後の日程>

決勝トーナメント
40分ハーフ、10分ハーフ延長戦・PK戦あり
8月19日(日)11:00~ ラウンド16 vsスポーツクラブ豊田(帯広の森球技場B)
8月20日(月)11:00~ 準々決勝 vsサンフレッチェ広島F.Cジュニアユース-ヴィッセル神戸U-15の勝者(帯広の森球技場A)
8月22日(水)14:00~ 準決勝(帯広の森球技場A)
8月23日(木)13:30~ 決勝(帯広の森陸上競技場)

帯広市内試合会場アクセス

◇帯広の森球技場・陸上競技場
 北海道帯広市南町南7線56番地7帯広の森運動公園内
 JR根室本線帯広駅より十勝バス「環状線きた廻り」乗車42分
 または北海道拓殖バス「帯広の森・白樺学園線」乗車34分
 「帯広の森体育館前」バス停下車
 道東帯広自動車道音更帯広ICより車20分