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ニュースリリース

ベガルタ仙台レディースプレナスチャレンジリーグ2012優勝のご挨拶

掲載日:2012年10月28日

ベガルタ仙台レディースのプレナスチャレンジリーグ2012優勝と来シーズンなでしこリーグ参戦が決まりました。
最終的には日本女子リーグ理事会の承認待ちとなりますが問題ないと信じております。

本年2月1日のチーム発足以来、多くの県民・市民のご声援ご支援を戴き、熱い期待も受けながらそれに応えられたことを先ず皆様への深甚なお礼と共に一緒に喜びたいと思います。

もと東京電力女子サッカー部マリーゼの選手主体なのだから勝って当たり前のご意見もありました。
ただ、実質は多くの選手が1年以上も正式な練習から遠ざかり、試合にも参戦できなかった状況の中で、監督と共に1年でなでしこへ昇格の高い目標を掲げて、それを成し遂げた監督・選手・スタッフを褒めてあげたい、労ってあげたいと思います。

大きなプレッシャーだったと思いますがそれを見事に乗り越えてくれました。

ベガルタ仙台レディースを立ち上げ以降、県民・市民の支援の輪の広がりは、クラブの想像以上のものが有りました。
多くの企業が広告・協賛に手を挙げてくれました。草の根的なネットワークで、石巻市、仙台市で後援会組織が立ち上がりました。
発起人の方々には大変なご苦労が有ったのではと思います。会社として、選手たちに少しでも支援をと立ち上げたレディースソシオクラブ会員も、私どもの予想を大幅に超え900名以上の方が会員に名を連ねていただきました。

そして何よりも、アマチュアである選手たちの勤め先を提供して戴いた企業様には、お礼の言葉もありません。
練習に試合に或いは遠征にと特別な勤務体制に多大なご配慮を戴き、その上社会人としてのご指導にも意を配って戴きました。
勤め先の同じ職場の皆さんの試合ごとの応援は選手たちの大きな励みになりました。

本当に多くのステークホルダーの熱い、厚いご支援ご声援が今日ここに花開きました。
ベガルタ仙台レディースの活躍が、震災からの復旧・復興に取り組む多くの県民・市民の元気喚起の少しでも力になれたらと、トップチーム同様「希望の星」となることも意識して努力精進してまいりました。
先ずは「兄妹星」の妹星が輝きを増しました。

そして、この光は、何億光年も昔の世界から届いている光ではありません。
皆さまの支援・声援そして期待を糧として、吸収して今光り輝いています。
この光の源を、是非継続して賜れればと思います。
来シーズンはなでしこリーグへの参戦です。
一戦とて楽な戦いは無いでしょう。
更に高みを目指した監督・選手・スタッフの戦いが明日から始まります。
この戦いを全てのステークホルダーの方々との「共闘」にしたいと思います。
ご協力よろしくお願いいたします。

少し長くなりましたが、ベガルタ仙台レディース優勝の決定を受けて、クラブからのお礼と今後に向けたお願いとさせていただきます。
本当に有難うございました。

                                                               

2012年10月28日

株式会社ベガルタ仙台   
代表取締役社長 白幡洋一