VEGALTA SENDAI Official Website BACKNUMBER

第2節 横浜F・マリノス

2012Jリーグディビジョン1 第2節 公式記録
2012年3月17日(土)14:03 キックオフ 日産スタジアム
入場者数 19,488人 天候 雨、弱風 気温 6.4℃
湿度 80% ピッチ 全面良芝、水含み 時間 90分
主審 今村 義朗 副審 高橋 佳久 / 田中 利幸
第4の審判 森川 浩次 記録員 佐伯 満
横浜F・マリノス 0 0前半1
0後半1
2 ベガルタ仙台
ポジション 番号 選手 選手 番号 ポジション
GK 21 飯倉 大樹 先 発 林 卓人 16 GK
DF 13 小林 祐三 菅井 直樹 25 DF
DF 4 栗原 勇蔵 鎌田 次郎 2 DF
DF 22 中澤 佑二 上本 大海 29 DF
DF 24 金井 貢史 田村 直也 23 DF
MF 25 中村 俊輔 富田 晋伍 17 MF
MF 7 兵藤 慎剛 角田 誠 6 MF
MF 6 小椋 祥平 太田 吉彰 15 MF
MF 11 齋藤 学 関口 訓充 11 MF
FW 10 小野 裕二 ウイルソン 18 FW
FW 9 大黒 将志 赤嶺 真吾 24 FW
GK 30 六反 勇治 控 え 桜井 繁 1 GK
DF 26 青山 直晃 渡辺 広大 3 DF
DF 16 比嘉 祐介 内山 俊彦 20 DF
MF 29 谷口 博之 松下 年宏 8 MF
MF 8 中町 公祐 武藤 雄樹 19 FW
MF 14 狩野 健太 柳沢 敦 13 FW
FW 17 松本 怜 中原 貴之 9 FW
樋口 靖洋 監 督 手倉森 誠
試合経過(得点、選手交代、警告、退場)
18分[警告] 6 角田 誠 [C2]
43分[得点] 24 赤嶺 真吾
[中央 相手GK クリア 18 ヘディング 相手GK こぼれ球 24 ヘディングS]
44分[警告] 25 菅井 直樹 [C1]
46分[交代] 2 鎌田 次郎 → 3 渡辺 広大
6 小椋 祥平 [C1] 64分[警告]
10 小野裕二 → 29 谷口博之 72分[交代] 29 上本 大海 → 8 松下 年宏
24 金井 貢史 → 14 狩野 健太 77分[交代]
78分[交代] 18 ウイルソン → 19 武藤 雄樹
13 小林 祐三 → 17 松本 怜 86分[交代]
21 飯倉 大樹 [C1] 90+7分[警告]
90+8分[得点] 15 太田 吉彰
[PK 15 右足S]
[警告] C1:反スポーツ的行為、C2:ラフプレイ、C3:異議、C4:繰り返しの違反、C5:遅延行為、C6:距離不足、C7:無許可入、C8:無許可去
[退場] S1:著しく不正なプレイ、S2:乱暴な行為、S3:つば吐き、S4:得点機会阻止(手)、S5:得点機会阻止(他)、S6:侮辱、CS:警告2回
[得点] ~:ドリブル、→:グラウンドパス、↑:浮き球パス、S:シュート
90 45 45 90
8 3 11 シュート 9 5 4
5 2 7 GK 12 5 7
3 2 5 CK 5 3 2
7 7 14 直接FK 13 7 6
1 4 5 間接FK 8 2 6
1 4 5 オフサイド 8 2 6
0 0 0 PK 1 0 1
手倉森誠監督記者会見

<総括>

 まずは今日のゲームは、F・マリノスのホームの開幕戦でした。タフで厳しい戦いになることを覚悟して戦うこと、あとは我々のやりたいサッカーを存分に出すというよりも、アウェイの戦い方で相手の良さを消しながら戦うこともひとつでした。自分達のサッカーを思うようにやれないところでも、0-0で推移していければいいというようなメンタルの太さを持ちながら、まず戦おうとしました。選手達はまず、その精神を貫き通して戦ってくれました。
 前半はF・マリノスのしかけに対して、我々の最終ラインにしかけの人数を増やしてきて、押しこまれた中での返したボールをまた相手のボランチに拾われるという苦しい展開を、ボランチのケアをするところまでFWを下げて、前からプレッシャーにいけない場合に後ろでコンパクトにするところへ修正して戦ったところ、みんなが最後までコンパクトにしのいでくれたな、と思います。
 センターバックのアクシデントは、二人と、自分が監督になってから初めてなのですが、そういう状況におかれてもセンターバックに下りた角田、その後にボランチに入った松下、ボランチのケアで投入した武藤が、本当にいい仕事をしてくれました。出続けていた選手達も、それにうまく反応して、融合したゲームをしてくれたと思います。
 非常に大きな勝ち点3でした。本当に、今日集まってくれたサポーターとともに勝ち取った勝点3だと思います。

■センターバックの二人について、わかる範囲で状態を教えてください。

 今週のトレーニングで紅白戦が終わった日に、鎌田がハムストリングを少し気にしているという情報はとっていたのですが、前半に小野選手にスピードでついていったときに少し違和感を覚えて、肉離れはしていませんでしたが、連戦ですし、切れてからでは遅いということで、大事をとって後半に思い切って(渡辺)広大に代えました。
 上本はまた小野選手にタックルにいったときにすねにスパイクが入って、足が痺れている状況で、右足に感覚がなかったので、そこも彼が申告してきたところを認めて交代しました。

■先制ゴールの赤嶺選手の評価をお願いします。

 2点目を取れたな、と(笑)。
 自分が前にかかって取りにいきたいときに、取れずにまたボランチのところまで帰ってきてくれたりと、献身的な守備も含めて、なおかつゴール前のチャンスでああやって決めてくれたことに対して、やはりエースストライカーという自覚があるなと感じています。
 最後のあの一対一が決まれば、またたくましいFWになるのかなと思っています。

■追加点の太田選手の評価をお願いします。

 今日は最初に、武藤も太田がやっていた1.5列目のところに投入することも考えていたのですが、去年はFWで起用して今年はサイドハーフで起用していたなかで、非常に守備の切り替えも球際も、(ボールを)取った後の持ち出しも良くなってきているし、今はいちばんチームのなかで切れがあります。そういった意味で、今日は90分走り通せたし、非常に今、我々のエンジンになってくれていると思います。

■梁選手がいない中で、太田選手がフリーキックのキッカーとしての役割を果たしていることについてはいかがですか。

 本当に、彼のキックは梁とはまた違った持ち味があって、精度が高いキックをしてくれているので、セットプレーでも期待して蹴らせています。直接フリーキックもあわや決まりそうなシーンがありましたけれど、おそらく梁と遜色ないくらいのキッカーは、松下も含めて二人揃っているので、梁が不在のなかでも大きな力を発揮してくれていると思います。