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第92回天皇杯3回戦 ロアッソ熊本

第92回 天皇杯全日本サッカー選手権大会 3回戦
2012年10月10日(水)19:00 キックオフ ユアテックスタジアム仙台
入場者数 4,269人 天候 曇のち雨 気温 18.2℃
湿度 65% ピッチ 良芝、水含み 時間 120分
主審 西村 雄一 副審 蒲澤 淳一 / 大友 一平
第4の審判 長谷川 拓 記録員 千葉 貢
ベガルタ仙台 ベガルタ仙台 1 0前半0
1後半1
0延長前0
0延長後1
2 ロアッソ熊本 ロアッソ熊本
ポジション 番号 選手   選手 番号 ポジション
GK 1 桜井 繁 先 発 南 雄太 18 GK
DF 23 田村 直也 藏川 洋平 38 DF
DF 2 鎌田 次郎 矢野 大輔 5 DF
DF 3 渡辺 広大 廣井 友信 4 DF
DF 20 内山 俊彦 片山 奨典 7 DF
MF 17 富田 晋伍 五領 淳樹 19 MF
MF 8 松下 年宏 養父 雄仁 10 MF
MF 11 関口 訓充 原田 拓 8 MF
MF 10 梁 勇基 藤本 主税 11 MF
FW 13 柳沢 敦 齊藤 和樹 17 FW
FW 24 赤嶺 真吾 武富 孝介 14 FW
     
GK 16 林 卓人 控 え 岩丸 史也 1 GK
DF 28 原田 圭輔 福王 忠世 6 DF
DF 6 角田 誠 市村 篤司 15 DF
MF 15 太田 吉彰 田中 俊一 26 DF
FW 19 武藤 雄樹 大迫 希 13 MF
FW 9 中原 貴之 仲間 隼斗 30 MF
FW 18 ウイルソン 崔 根植 9 FW
     
手倉森 誠 監 督 高木 琢也
試合経過(得点、選手交代、警告、退場)
  48分[得点]  17 齊藤 和樹
[中央 10 → 右 14 → 38 ↑ 中央 17 右足S]
13 柳沢 敦 → 9 中原 貴之 62分[交代]  
8 松下 年宏 → 15 太田 吉彰 62分[交代]  
3 渡辺 広大
[右 10 直接FK ↑ 中央 相手FP クリア 左 11 → 中央 2 ↑ 中央 3 ヘディングS]
64分[得点]  
  74分[交代]  19 五領 淳樹 → 15 市村 篤司
24 赤嶺 真吾 → 19 武藤 雄樹 80分[交代]  
  104分[交代]  11 藤本 主税 → 13 大迫 希
  113分[交代]  7 片山 奨典 → 26 田中 俊一
  119分[得点]  10 養父 雄仁
[左 13 → 左 17 ~ → 中央 10 左足S]
[警告] C1:反スポーツ的行為、C2:ラフプレイ、C3:異議、C4:繰り返しの違反、C5:遅延行為、C6:距離不足、C7:無許可入、C8:無許可去
[退場] S1:著しく不正なプレイ、S2:乱暴な行為、S3:つば吐き、S4:得点機会阻止(手)、S5:得点機会阻止(他)、S6:侮辱、CS:警告2回
[得点] ~:ドリブル、→:グラウンドパス、↑:浮き球パス、S:シュート
延後 延前 90 45   45 90 延前 延後
1 3 7 7 18 シュート 13 2 6 2 3
2 3 8 8 21 GK 10 7 2 1 0
1 1 3 7 12 CK 3 3 0 0 0
4 2 7 5 18 直接FK 5 1 1 2 1
0 0 3 1 4 間接FK 4 2 1 0 1
0 0 3 1 4 オフサイド 4 2 1 0 1
0 0 0 0 0 PK 0 0 0 0 0
手倉森 誠記者会見

<総括>
 残念な結果になりました。
 リーグ戦と若干メンバーを変えて挑んだゲームで、気をつけなければいけないのは、熊本は連勝してきており、カテゴリーの違いはあるけれど勢いがある。それを受けて立たないようにというようなところでのぞんだゲームでした。
 最初の、前の取り合いで、セカンドボールのところで向こうの中列に拾われたゲーム展開から、入ってしまいました。そこで、最終ラインが競走させられる方が我々の方だったな、と。ちょっとばたつきがあった中で、ゲームが進んでしまいました。それに対して後半は若干オーガナイズをコンパクトに縮めてやろうというところでしたけれど、ミスから1点を献上したあとに追いつくところまでは良かった。90分の中で仕留めようとしたゲームプランで、我々は3人を交代しました。それが叶わず、延長戦に行ったときに最後の最後にああいうところで失点してしまったのは、残念なところでした。
 選手とは「2012年を、本当は今日の試合も勝って、負けない」という話をして挑んだゲームでしたけれど、「負けてしまった以上はこれを最後の負けにするんだ。Jリーグで優勝を争っている広島と天皇杯のない同じ条件になった。ここは一本、集中で、切り替えていくしかない」という話をしました。
 また次にホームでレッズ戦というビッグゲームが待っています。しっかり切り替えて、もう一回仕切り直して、リーグ戦一本に挑めるようにやっていきたいと思います。
 雨が降って、延長まで長い時間声援してくれたサポーターの期待に答えられず申し訳ないですけれど、リーグ戦を、全ての人に切り替えてもらって戦いましょう、と言いたいです。

■桜井選手の今日のプレーぶりについて。

 まずは彼自身が、少し緊張感を持って入ってくれました。
 スリッピーなグラウンドになって、キックというところで課題が出たところだと思いますけれど、ゲームの流れ、落ち着かせ方、時間を作るところなどという部分と、背後のケアというところでは、本来のゲーム勘というものをこのゲームで取り戻せたのではないかと思います。

■「前半にばたついた」ということですが、そこにはメンバーを入れ替えた影響もありましたか。

「気負わずに戦え」というところでいたのですけれども、(ボールの)おさまりのところに、本来であれば食いつかなくてもいいところを行きすぎていたというシーンも確かにありましたし、そこの厳しさを守備では表現できるように、というところでは、逆に言ったところで背後を取られてしまったシーンがあったので、そのへんはもう少し冷静に見極めたアプローチが必要になってくるかな、と。そこが反省点だと思います。